6/9 ローマのメルカートまとめ

ASローマの2023年夏の移籍市場は動き出しました。チアゴ・ピントGMはメルカートの中心地、ミラノを離れ、これから数週間にわたりヨーロッパ各地を巡り、FFPを回避するための3000万ユーロの買い手を探し出す予定です。

エイブラハムを故障で欠くチームの最初の狙いは、元インテル、現PSGのマウロ・イカルディですが、彼にはチャンピオンズリーグでプレーし続けたいという意向があり、ガラタサライに残る可能性が高まっています。また、リヴァプールを退団したロベルト・フィルミーノの獲得も検討されていますが、これは年俸の提示額次第です。

ヅランクフルトのDF、エヴァン・エンディカについては、ローマとの合意があったものの、最近になってミランが獲得に関心を示しており、競争が激化しています。

また、ローマプリマ出身のダヴィデ・フラッテージについては、本人がローマへの移籍を切望していますが、その交渉はまだ始まったばかり。降格の決定したレスターシティからユーリ・ティーレマンスがフリートランスファーで移籍市場に登場しており、この動向もローマは追い続けています。

売却のうわさとしては、現在最も高値で売れる選手であるイバニェスにトッテナムが関心を持っていますが、3000万ユーロという高額な値札に手が出ない様子。そのほか、カルスドルプやスピナツォラにも移籍の可能性がありますが、具体的な進展は報じられていません。