ラファエロ・フォリエリはレアメタルなどの資源エネルギー事業の分野で活動する事業家。そのフォリエリがフリードキングループにローマ買収に関する書類を送ったとされている。この情報が事実であれば、ローマ将来的にイタリア資本に戻る可能性がある。
だがしかし、フォリエッリにはきな臭い噂が付きまとう。過去にはフォッジャ、パレルモを買収しようとしたこの実業家は、2008年にアメリカでFBIまで介入する詐欺とマネーロンダリングの14の罪状で有罪となり、4年半の懲役となった。
フリードキンはこの6月にフランスのASカンヌを買収したばかりで、MCO（マルチクラブ・オーナーシップ）化を進めている。このプロジェクトのスタートラインで、ローマを売るとは考えられない。もちろん、健全なスポーツの世界にフォリエリが足を踏み込む余地はない。
この噂に対してローマは公式コメントを発表している。
一部報道に対して、ローマは現在、NEEPローマ・ホールディングを通じて、クラブ買収のオファーを受けていないことを明言します。また、フリードキン・グループは、クラブを売却するつもりはありません。個人的な知名度を得るためにクラブとグループを不安定にさせようとする者に対しては、法的措置を検討します
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