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【おはようメルカート】去り行く人たちとレナト・サンチェス最新情報

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ヴィジャールとの別れが近づいている。この夏ローマに戻るも、モウリーニョ監督の構想外は変わらず、個人トレーニングで調整を続けていたが、今季セグンダから昇格してきたグラナダCFへの移籍がほぼ確定している。フットボリスタのweb版にも書いたのだけれども、2シーズン前のカンファレンスリーグで、モウリーニョ監督キャリア最悪の敗戦をしたことでチームから干されてしまったことでローマでの存在意義を失ってしまった選手だ。
鼻息の荒い相手を軽くあしらうマタドールのようなボールキープはエレガントで、粗削りな部分も多々あったが、それでも使い続ければ輝く原石であったことをぼくたちは知っている。ただ、トップリーグのクラブは(特にセリエAは)マタドール殺しが得意だ。長所と長所がぶつかるスペクタクルな展開よりも、相手の良さを徹底的に出さないようにする。これが戦術的と呼ばれる所以だ。

もう一人、マティアス・ヴィニャもローマを去るだろう。ウルグアイの選手という触れ込みだけでなんともワクワクしたサイドバックだが、彼の受難はウイングバック(WB)としてポジションを争わなければならなくなったことだろう。WBの動きは複雑で、ボール非保持の際に戻って5バックに可変することが仕事ではなく、実際にはシャドーを活かすために幅を取ることが重要だ。ローマではここで良さを出せなかった。同じことはカルスドルプにも感じている。だから彼が出ていくならばそれは監督との確執ではなく、戦術的が本質的な理由となるだろう。
話を戻すと、ヴィニャは7月31日にサッスオーロでメディカルチェックを受ける予定だ。こういったところでもサッスオーロとローマの静かな共闘戦線は張られている。

昨日お伝えしたレナト・サンチェスだが、現在PSGのジャパンツアーで来日中だ。最終的な交渉はチームがフランスに戻った後になるだろう。PSGはレナトに2000万ユーロの値段をつけているが、ローマはこれをレンタルで手に入れたい。150万ユーロのレンタル料に加えて、出場試合数で買取義務に移行する1250万ユーロのオプションで勝負するつもりだ。PSGはこの買取額を引き上げたいと考えている。どちらにしても解決が見つからないほどの差額ではない。

また、ピントGMとモウリーニョ監督は以前よりレナト獲得を望んでおり、モウリーニョ監督が直接レナトと話をして口説いたという情報もある。もちろんこれは事実だろう。calciomercatoはレナトは日本を出発して直接フィウミチーノ空港に降り立つ可能性を示唆している。

そしてその間、ブライアン・レイノルズがひっそりとKVCウェステルローにドナドナされたことをお伝えして終わろう。350万ユーロで売り、将来的な再販時に移籍金の25%がローマに振り込まれるピントGMの冴えた必殺技がここでも使われている。

告知

ぼくが会長を務めるROMA CLUB TOKYOで新シーズンに先立っての応援食事会を企画しました。よくデ・ロッシがチームメイト集めてオスティアかどこかの洒落たレストランで会食したり、ああいうイメージで、ぼくのよく行く美味しいピッツェリアでローマについて楽しく語り会おうという趣旨です。

間に合えば会報誌を先行でお渡ししたいなとも思っていますが、これは現在鋭意制作中なのでなんとも言えないところです。がんばります。みなさんぜひぜひ参加お待ちしております!
8月19日新シーズン応援食事会&フットサル会開催します!|RCT運営 (note.com)

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