【移籍インタビュー】レアンドロ・パレデス「ロマニスタの愛情なら昔から知っている」

8月17日、ローマは、レアンドロ・パレデスの復帰を発表した。PSGからレンタルで加入した29歳のMFと、2025年6月30日までの契約を結んだ。

29歳になり、多くのクラブでヨーロッパの大会を経験したパレデスの帰還は、彼がローマにハマるかどうか以前に嬉しい。一度はローマと道を分かつことになったが、こうして成長して再びローマのユニフォームを着る姿を観るのは、当時から応援していたぼくにとってある種の答え合わせ野時間だ。

そしてダニエレ・デ・ロッシに許可を得たという背番号16にも決意を感じて胸が熱くなる。もちろん今の彼がその番号に相応しいのかは、これから自身が証明するもの。頑張れ、パレデス！

レアンドロ、ローマにおかえりなさい。いまのお気持ちは？

パレデス「幸せだよ、ぼくも家族もね。みんなに感謝してるんだ。ローマに戻るのはいつだって嬉しいし、それが選手としてであればなおさら嬉しいのさ」

チアゴ・ピントGMはこの交渉を進めようとしたとき、あなたに迷いが無かったと話してます。実際にはどのような移籍のプロセスがあったのでしょうか？

パレデス「最初にローマの関心を知ったときからぼくは、このチーム、この都市、このクラブを選んでいた。ローマはぼくをヨーロッパに連れてきてくれたクラブだよ。感謝を忘れたことはない」

ピントGMからは何と言われたのでしょうか？

パレデス「GMとモウリーニョ監督と話をしたんだ。ぼくを獲得したいという気持ちが伝わってきた」

モウリーニョ監督からは何と？

パレデス「あと数日でシーズンが開幕するから、すぐにプレーできるように準備してくれって（笑)」

あなたは昨年、アルゼンチン代表としてワールドカップ王者になりました。その勝利でご自身にどのような変化がありましたか？

パレデス「選手としてだけではなく、人としても成長できたと思ってる。幸運にもビッグタイトルは手にしたけど、まだまだ勝ち続けたいね」

アルゼンチン代表といえばディバラも在籍しています。彼とはどのような話を？

パレデス「ローマがぼくを獲得したいと知ったパウロは電話をしてきたんだ。それも毎日さ！だから、パウロとはたくさん話をしたよ。彼は偉大な選手で、偉大な人でもあり、ぼくの大親友なんだ。そんなパウロと今年から一緒に過ごせるのはとても嬉しいよ」

シーズン目標は？

パレデス「ぼくたちは強いチームだ。だから全ての大会で戦える」

あなたはかつてのチームメイトでローマのバンディエラ、ダニエレ・デ・ロッシの16番を選択しました。4年間欠番になっていた番号です。

パレデス「この番号はダニエレが許してくれなきゃつけることは許されなかった。ダニエレはぼくにこう言ってくれた。「君がその番号を選んでくれると嬉しい」って。本当に光栄な事だ。ピッチ内外問わず、彼のぼくに対する振る舞いには永遠に感謝しかない。この場を借りてお礼を言うよ」

昨日チャンピーノ空港に押し掛けたロマニスティを観てどのように感じましたか？

パレデス「いや、彼らのことは昔から知ってるから！こうなるかもなって予想はしてたね（笑) ロマニスタたちはいつだって選手に大きな愛を示してくれたからね 」

〈了〉