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【デ・ロッシ監督インタビュー】EL準決勝進出!ローマ 2-1 ミラン

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AS Roma Thursday, 18. April 2024 AC Milan
2:1
(1st leg 1:0)
goals
1 : 0 Gianluca Mancini 12. / left-footed shot  (Lorenzo Pellegrini)
2 : 0 Paulo Dybala 22. / left-footed shot
2 : 1 Matteo Gabbia 85. / header  (Rafael Leão)

 

99 Mile Svilar
6 Chris Smalling
19 Zeki Çelik red 31′
23 Gianluca Mancini
37 Leonardo Spinazzola
7 Lorenzo Pellegrini 82′
16 Leandro Paredes
52 Edoardo Bove 82′
21 Paulo Dybala 43′
90 Romelu Lukaku 28′
92 Stephan El Shaarawy
Substitutes
14 Llorente 43′
69 Angeliño 82′
20 Renato Sanches 82′
9 Tammy Abraham 28′
1 Rui Patrício
63 Pietro Boer
2 Rick Karsdorp
22 Houssem Aouar
35 Tommaso Baldanzi
59 Nicola Zalewski
17 Sardar Azmoun
67 João Costa
16 Mike Maignan
2 Davide Calabria yellow 86′ 46′
19 Theo Hernández yellow 90′ +2
23 Fikayo Tomori yellow 90′
46 Matteo Gabbia yellow 46′
4 Ismaël Bennacer 40′
8 Ruben Loftus-Cheek 46′
80 Yunus Musah 69′
9 Olivier Giroud
10 Rafael Leão
11 Christian Pulišić 69′
Substitutes
42 Alessandro Florenzi 69′
14 Tijjani Reijnders 46′
15 Luka Jović yellow 77′ 40′
17 Noah Okafor 69′
21 Samuel Chukwueze 46′
57 Marco Sportiello
69 Lapo Nava
28 Malick Thiaw
95 Davide Bartesaghi
7 Yacine Adli yellow 51′
38 Filippo Terracciano
85 Kevin Zeroli

サンシーロの1stレグをマンチーニのヘディング弾で勝利したローマは、今夜オリンピコにミランを迎える。モウリーニョ監督の遺産を受け継いだバンディエラ、ダニエレ・デ・ロッシは、このオリンピコを不沈艦に変えた。1月の就任以来、ホームで負けたのは2月のインテル戦のみ。そもそも、就任後に公式戦で負けたのはこのインテル戦と、ターンオーバーしたブライトン戦のみ。ここまで12勝3分2敗の好成績でチームを立て直した。

また、カンピオナートの中断期間にデ・ロッシ監督とフリードキン会長は将来について話し合い、この試合の直前には契約更新という嬉しいニュースが発表されている。

試合は、ローマがブロックを作りながら守り、徐々に攻勢を強めていった前半12分に動いた。ゴール前に残ったCBマンチーニのパスを受けたペッレグリーニが、ペナルティアークからミドルレンジのシュートを放つ。これはポストに阻まれるが、キーパーの前のスペースに転がり、詰めたマンチーニが押し込んだ。これでローマ先制。1stレグとのアグリゲートスコアは2-0。最高潮のムード、もはや今夜のオリンピコでミランがひっくり返せる点差ではなかった。

追加点は22分。自陣からのペッレグリーニのロングボールをルカクがガッビアと競る。ガッビアを吹っ飛ばしたルカクが、ゴールライン際、スライディングでパスコースを塞ぎに来たテオ・エルナンデスを切り返してかわし、中央に折り返しを送る。ゴール前で張っていたエルシャーラウィの間に入ったガッビアがパスを切るも、そのセカンドボールを拾ったディバラが黄金の左足を振り、巻いたシュートでネットを揺らした。スローでリプレイを観た時、ボールの断層に虹がかかっていたように思えた。

29分にはルカクが負傷交代。タミー・エイブラハムに代わる。今日のローマならば、タミーの躍動が観られそうだが、30分にはチェリクが後ろからレオンを倒して一発退場のアクシデントもあり、デ・ロッシ監督は前線のディバラに変えて、ジョレンテを投入して、守備の再構築を図る。

後半の私的見どころは何といってもフロレンツィ登場に尽きる。69分にムサーに代わって入ると、大きなブーイングがフロレンツィに浴びせられた。ある時期、確かにフロレンツィはローマの絶対的なバンディエラだったことをこのブーイングが思い出させてくれた。

後半アディショナルタイムは5分。終了直前にそのフロレンツィが鋭いロングシュートを放つと、それがミランの最後の攻撃となった。


試合後の監督インタビュー

この試合の前にオーナーからあなたの来季続投が承認されました。それをお祝いするのにこれ以上ない勝利です。

デ・ロッシ監督「そうだ、これ以上ないさ。でも今夜の結果がいくつかの素晴らしいニュースを台無しにする不安もあった。だから俺たちは試合に集中する必要があった。もちろんボーイズは最高のパフォーマンスを披露したね。全員最後まで戦い抜く方法を知っていた。良いスタートを切り、上手く試合に入ることができた。2点目の得点は顕著で、俺たちは敵の背後のスペースを見つけ出すことに成功したと思う。これは今夜俺たちがやろうと決めていたことだった。また、ヨーロッパトップクラブのように、みんな攻め上がるタイミングも心得ていた。真に優れたチームは10人で戦うときや、相手に押し込まれた時間帯でどう戦うかを知らなければならないものだ」

今夜の立役者をひとり挙げるとしたら?

デ・ロッシ監督「誰か特定の名前を挙げるのは良くないね。ベンチも含めて全員が良かったからね。まあでも、ステファン・エルシャーラウィを俺は昔から知っている。俺が彼を変えたわけじゃないが、昔はもっと違うタイプの選手だった。素晴らしい個の力を持っていながら、チームプレイヤーとしてはやや欠けるところがあった。当時の年齢を考えるとまだ成熟していなかったと言えるね。でも今夜のプレーはどうだ?守備も攻撃も良かった。相手のディフェンスの裏に入り、ヘディングでボールを奪い、ドリブルで仕掛け、チャンスを作り出した。目を見張るものがあったし、彼のいるチームならどんな監督だって誇りに思うさ」

次は5月2日、ブンデスリーガで首位独走のバイヤーレバークーゼンとの対戦です。

デ・ロッシ監督「ACミランを破ったということは、とてつもない強豪を破ったということなのだから、俺たちにとって大きな自信になるはずだ。もちろん彼らは無敵のように見える。でも俺たちはレバークーゼンが負けていない44試合ではなく、次の2試合で彼らを苦しめる準備をするんだ。それが俺たちに今できる唯一のことだ」

<了>

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