今夜はセリエA第22節、敵地でサレルニターナと対戦する。勝点12で現在最下位に沈むサレルニターナだが、今年に入って未だ未勝利。しかし、ティフォージの熱心な応援を受けてローマからポイントを奪いに来るだろう。
明日の試合でGKの序列に変化はありますか？
デ・ロッシ監督「GKの序列は俺がここに来るときにはすでに決めていたよ。ここ数か月のルイ・パトリシオは良いプレーをしていたと思う。だから、1試合様子を見ただけでチームのヒエラルキーを変えることはないんだ。スヴィラルのことはあまり知らなかったけど印象的なプレーをしたと思う。仮にミスがあっても、俺はルイに対する信頼を変えたりはしない。彼はこれまで何度もローマを救ってくれた。俺がここに戻る前もだ。俺はローマの試合をずっと観ていた」
スモーリングはいつ頃復帰しますか？
デ・ロッシ監督「スモーリングはレナトやクンブラと一緒にトレーニングをしている。来週から少しずつチームに戻ってくると思うが、いつピッチに立てるかを評価するのはまだ早い。こういった怪我は日々評価繁行く必要がある」
サレルニターナのような残留争いをしているチームとの対戦の難しさとはどのようなものだとお考えでしょうか？
デ・ロッシ監督「難しいことの方が多いね。最下位であれば、彼ら自身に問題があるのも明白だ。俺はサレルノでプレーした経験がないけど、彼らのスタジアムのティフォージの後押しは脅威に見える。良い監督がいて、攻撃陣のクオリティも高い。爆発力のある選手もいるし、カンドレーヴェやファシオのような古い友人たちもプレーしている。ナポリ、ユヴェントスには土壇場で敗れて、インテル戦はラウタロは入るまではスコアレスドローで粘る力があった。ホームでラツィオに勝ち、ミランにも引き分けた。特にビッグクラブに対して良いプレーをしている」
今シーズンのローマはアウェイでネガティブな結果が多いだけに、明日は重要な試合になります。その苦手意識をどう乗り越えますか？前監督は『山賊のようなチーム』を望みました。
デ・ロッシ監督「君はモウリーニョ監督を引き合いに出しているが、彼が何を経験して、なぜ選手たちがおびえていたのかを直接聞くべきだな。俺は自分が観たもので判断を下す。それで言うなら、俺たちは過去に何戦もアウェイで戦ったがヨーロッパリーグ決勝まで進んだ。クリスタンテとスピナッツォーラがユーロを制したのもアウェイの地だ。ホームで上手くいかない日もあれば、アウェイで上手くいかない日もある。俺は好きだね、モウリーニョ監督の『山賊のようなチーム』という表現。難しい試合を勝ち切るためには、時に俺たちには山賊のように荒っぽさと狡猾さが必要なんだ。それにローマは偉大な選手たちのチームだ。俺のチームに個性が欠けてるとは思わない。実際にはその逆なんだぜ」
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