Torino FC | Sunday, 24. September 2023 | AS Roma |
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1:1
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goals | |
0 : 1 | Romelu Lukaku 68. |
1 : 1 | Duván Zapata 85. / header (Ivan Ilić) |
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primo tempo
ポゼッションしながら敵陣でスペースを探すトリノに対して、奪取したらすぐにルカクにボールを入れる直線的なローマ。横のトリノか縦のローマかという構図という両チームのゲームプランが見えるも、どちらも上手く守り、互いにゴールは生まれなかった。ハーフタイムの修正が鍵になりそうだ。
secondo tempo
後半開始早々ローマにカウンターのチャンス。アレッサンドロ・ボンジョルノのトラップミスを奪ったルカクがハーフウェーからサイドを爆走、グラウンダーのクロスを入れるがこれは相手DFに防がれる。するとトリノもサパタが枠を捉えるシュートを打ち、拮抗した試合となっていった。
スコアが動いたのは68分。トリノのペナルティエリア手前でディバラ、クリステンセンを経由してルカクにボールが収まると、マークについたボンジョルノを振り切って、キーパーの逆を突く反転シュート。これがネットを揺らして1-0、ローマが先制に成功した。しかし、85分にセットプレーからサパタに決められると、モウリーニョ監督はスピナッツォーラに代わり、準備していたベロッティを入れて攻撃に厚みを出した。もしも同点に追いつかれていなければディバラを下げていたかもしれない。その後拮抗した展開で得点は動かず、ローマは2ポイントを失った。
両チーム共に守備が堅く、ひとつのミスが失点に繋がるという状況だった。モウリーニョ監督の苦心は、交代カードを2枚しか切らなかったところにも覗うことができる。せっかくの公式戦2連勝のあとで、少し疲れの残る結果となったが、次節は28日木曜日アウェイのジェノアで、次が10月1日にフロジノーネをオピンピコに迎える過密日程が続くことから、ローテーションを視野に入れて戦う必要があるだろう。
試合後、夏のメルカートでローマ入り目前の状況から、一転トリノに移籍して、この試合でも値千金の同点弾を決めたドゥヴァン・サパタはこのように語っている。
勝てないときは負けないことが重要だ。本当は勝点3が欲しかったけど、ローマは凄い選手が揃う、凄いチームだから1ポイントでも問題ないよ。この夏、ぼくはローマ移籍に近づいていた。でも今のぼくはこの美しいトリノのユニフォームを着ている。これが人生なのさ
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