AS Roma | Sunday, 6. November 2022 | Lazio |
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0:1
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goals | |
0 : 1 | Felipe Anderson 29. / left-footed shot (Pedro) |
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ナポリ戦以降3連勝中のローマだが、その上昇気運を感じないプレーを続けているのが現実だ。
primo tempo
ファーストシュートは開始1分。カマラが高い位置でボールを奪ってショートカウンターからエイブラハム。その後、客席の大きな声援を受けながらローマが攻撃を続ける。
しかし、徐々にローマが推進力を失うと先制はラツィオ、29分。自陣ボックス内でペドロにプレスを掛けられたイバニェスがボールを失い、フリーのフェリペ・アンデルソンに拾われてそのままシュートを打たれる。これが決まって追いかける展開となってしまう。相手にブロックを敷かれただけで温いバックパスを繰り返すツケがまわってきたようだった。
その後、にわかに攻撃姿勢を取り戻すローマだが、球際を大事にしない雑なボールロストを繰り返す。
secondo tempo
ハーフタイムでカードが出ていたマンチーニに代えてチェリクを投入。崩すイメージが共有できないローマはセットプレー頼みだが、その肝であるペッレグリーニが負傷交代でヴォルパトが投入された。モウリーニョは3度、この生え抜きにチームの命運を託す。その後マティッチを入れて、一時は右サイドからの攻撃が活性化したローマだったが、後半終了直前で、ルイ・パトリシオとベンチのラドゥが揉めてピッチサイドに選手が集まり荒れ始める。この乱闘スレスレの揉め事が収まり、試合が再開すると、カメラは笑顔のラドゥを映し出した。
後半アディショナルタイムは8分。
放り込むだけ放り込んではみたものの、効果的な攻撃につながらずタイムアップ。これといった見どころもないまま今季最初のダービーはラツィオに軍配が上がった。
ローマは無策だったフラストレーションの溜まる前半から、修正した後半でも常に不安定なボール運びを続けた。どのチームにも中盤のプレスをワンタッチでかいくぐられるのはなぜなのだろうか?自信と推進力を著しく欠き、ディバラ不在のチームの集大成とも呼べる退屈極まりない戦いだった。3ポイントの代わりに、ぼくに憂鬱な月曜日をプレゼントしてくれてありがとう。
これ以上語る言葉はないので採点でもしてお茶を濁すとしよう。
Rui Patricio 6
Mancini 5 (46′ Çelik 5.5)
Smalling 6
Ibanez 4.5
Karsdorp 5 (63′ El Shaarawy 5.5)
Cristante 5.5
Camara 6 (72′ Matic 6)
Zalewski 5.5 (72′ Belotti 5)
Zaniolo 6
Pellegrini 5.5 (53′ Volpato 6)
Abraham 5
Mourinho 5
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