この数ヵ月、ローマとエルシャーラウィ側は契約延長に向けて断続的に交渉を行ってきた。しかし、それがまだ形にならないのは、ぼくたちロマニスタには不吉なエピソードを思い出させる。
2019年の夏に選手として絶頂期を迎えたエルシャーラウィとの契約更新をシーズン終了後まで決めきれず、中国クラブに1600万ユーロの安値で引き抜かれた経緯があるのだ。※当時交渉を進めていたモンチSDが同年3月に辞任したことで交渉が棚上げされてしまった為。
今年10月に31歳を迎えるエルシャーラウィが、もはや大型移籍でどこかに行くとは思わないが、それでもローマにとって重要な選手であること、そしてキャリアの最後までぼくたちのクラブに残るべき存在であることを疑う余地はない。
昨日、ローマとエルシャーラウィは契約延長で合意した。この後年俸について話し合われるが、お互いの希望にはまだ開きがあるようだ。ローマは2年契約で1年あたり250万ユーロの年俸で考えているが、これは現在よりも100万ユーロも低い数字だ。減給を受け入れてチームに残る選択肢をエルシャーラウィは受け入れるのか?今後の動向を見守りたい。ローマは、また中東や中国のクラブに狙われないように目を配らせておくべきだ。
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エルシャーラウィ「ぼくたちと一緒に夢を観てくれてありがとう」 | ASローマ速報〜ROMANISMO (asromasokuhou.com)
RTのメッセージを出した翌日、ロマニスタはトリゴリアの前にエルシャーラウィを称えるバナーを掲出しました。
『ユニフォームに敬意を払う者はそれを着るに値する』
今季限りで契約満了のエルシャーラウィですが、残留を希望するものの、まだ契約延長には至っていません。 https://t.co/D8Hq8XIzcZ pic.twitter.com/qYLYBClOfx
— 如月【ASローマ速報⚡ROMANISMO official】 (@roma_sokuhou) June 6, 2023
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