ローマ緊急アンケート結果発表

アンケートご協力して頂いたみなさんありがとうございました！

【緊急事態】ロマ速アンケート実施します。期限は11月14日まで。

結果発表云々についてはアンケートの説明を読んでください。多くのロマニスタの自発的な参加と拡散を期待しています。https://t.co/AWvaHquGYT

— ASローマ速報⚡ROMANISMO official (@roma_sokuhou) November 7, 2021

如月がローマについて思うこと

このアンケートは、ヴェネツィアに酷い負け方をした我が軍に憤って実施したものです。それからしばらく時間が経ち、少し気持ちが落ち着いたかと言うと、別にそんなこともなく、要するにサッカーの屈辱はサッカーでしか晴れない。ただ、色んな人の意見を受け入れようとはなった。まずはぼくの意見を表明しておきますと、究極はローマが弱くても仕方ない。なぜなら弱いから嫌いになるということはないから。ただ、ローマだけが弱くて他のクラブが普通どころかとても強くなっているところは許せない。ローマも弱くて、ミランもインテルもアタランタも弱いならそれはそれで別にそういう時代なのだけれども、ローマだけが結果を残せていない、トンネルの出口が見つからないことが許せない。戦力やシステムとか関係ない。勝てないことが許せない。そしてそれが惜敗でないことも許せない。モウリーニョという世界的な監督が結果を出せず、一方でモウリーニョの背中を見てきた後の世代の監督たちが台頭しているのも不安だ。これはそもそもモウリーニョは特効薬だと信じていたからに他ならない。

開幕前になんかの動画でご一緒した細江克弥さんに「モウリーニョ来てローマどうなりますかね？」と尋ねられたので、ぼくは「マエストロ（巨匠）系の監督がローマに来るのは珍しいので、(その巨匠の業で)補強せずとも現有戦力でも十分にベースアップするでしょうね」的な事を預言者気取りで話したわけだけれども、ノストラダムスくらい外れとるやんけ！それどころか、前からのプレッシングも少ない、簡単にバックパスで作り直して陣形を下げる、それで勝つならまだしも、そんなつまらねえ戦い方でさらに負けてる時点でこれはいったいチミたち何をしとるんだね、と文句の一つも言いたくなる。

周囲の雰囲気は？

堪え性のないローマメディアはモウリーニョに対して懐疑論を展開し始めた。でも、擁護できるだけの好材料が見つからない今となっては、支持から非難へと針が振れるのもわからないでもない。しかし、驚いたのがクルヴァスッドで、このメディアの論調に対して抗議のバナーを掲げている。トリゴリアの前でバナーを持った数人のロマニスタたちの画像は一夜にして世界中を駆け巡った。さらにはクールだったのが我らがカピタン、フランチェスコ・トッティで、パデルテニスの大会に出席した際、ローマについて尋ねられてこのように話している。

「モウリーニョが問題だと言うやつがいるならそいつらが全員間違っている。ローマはモウリーニョに託さなければならない。彼は偉大な監督で、偉大なモチベーターで、あらゆる意味でほんまもんの監督だぜ。俺はいつでもああいう男に賭けてきた。俺たちはモウリーニョの側にいなければならない」

と痺れる発言をしていたので、単純なぼくは「いやいやトッティさんそうは言ってもですねえ」と断りつつ「あれ？アタイもう一度モウリーニョ信じようと思ってる？」となりつつも、一方デ・ロッシは「モウリーニョに愛想つかされなきゃいいですねー」みたいな不安を煽る発言をしていたので、なんだかぼくは応援したいのか、できないのか情緒が不安定になっていた。
ということで前段部分が校長先生のおお話くらい長くなりましたが、ひとまずぼくの気持ちの落とし所としては、次節だ、次節で決めてやる。そうでなくたってね、ローマ、お前がいるとひどくゆううつ、でもお前がいないととてもたいくつ。たいくつ/ゆううつってわけです。

では長くなりましたが回答をどうぞ。＊中でも如月も同じ考え、もしくはハッとさせられた意見に関しては太字で表記しています。

ということでいかがでしたか？ぼくがどう考えているかは最初に書いた通りで、ここに書かれている意見が全て正しいとは思わないし、もちろん大きく間違っているわけでもない。ぼく自身気が立っていた。きつい言葉もあるし、優しい言葉もあるけど、全て原文のまま公開しました。その表現方法を非難しているならば先の議論がないと思っています。

怒っている意見もあれば、まだまだこれからという意見もあり、または現在でも上出来、もしくは問題はないという意見もある。いろんな考えがあると学びました。ぼく個人の考えとしては、穏やかでいることは良いことかもしれないけど、最も重要なのは怒りを感じなければならない時に怒れないことです。人は夢ややる気だけではなく、怒りや妬みといったネガティヴな原動力で前進する瞬間もある。例えば負けた次の試合でオーバーキルしようとするチームのどす黒い攻撃力がそれに該当します。という意味では、冒頭に書いたけど、次の試合が重要。ここでプロフェッショナルの反発力を見せることがことさらに重要で「俺たちまだまだ死んでないぜ」的な気概を見せることで、ファンの気持ちも変わってくるはず。なぜならば、ちょっとした階段を上るよりも、長い階段を駆け上る方がかっこいいからなのです。ローマは今必ずしも良いコンディションではありませんが、それは逆に言うとまだまだこれから良くなる余地、つまり長い階段を駆け上がる可能性があるという事。次はマラッシのジェノア戦。ヴェネツィアに負けた以上はもう楽な相手とは思えませんが絶対に勝って欲しいですね。Forza ROMA!!!!!