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【サンプドリア戦前日会見】モウリーニョ監督「ラジオでは噛みついても目の前では内弁慶」

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本日日本時間で深夜1時にはじまるサンプドリア戦の前日会見がおこなわれました。代表招集の間にザニオーロの去就、ヴェレトゥ問題、スピナッツォーラの回復など様々なエピソードがあり、そういった質問に監督が答えています。


明日のサンプドリア戦は、代表招集されていた選手も含めた全員の出場が可能でしょうか?また、ニコロ・ザニオーロ、レオナルド・スピナッツォーラのコンディションについても教えてください。

モウリーニョ監督「スピナッツォーラに関しては、ポジティブなニュースもあったが、今は彼が復帰する瞬間を待っている状態だ。彼がチームトレーニングを離れてからもう何か月も経っている。これからチームに戻り、少しずつ改善をしていくことになる。選手もメディカルスタッフも皆喜んでいる。だが、それで復帰を明日明後日とは言えないし、シーズン最終節に復帰とは言えない。言いたくもないな。私たちは落ち着いている。まずはスピナッツォーラの回復に喜んでいる。それが最も重要だ。ザニオーロは現在負傷している。木曜日に筋肉を傷めて戻ってきた。この3日トレーニングしておらず、明日の試合も出場できない。残りの選手は問題ない。ヴィニャやフェリックスのように遅れて戻ってきた選手も大丈夫だし、マンチーニは月曜には戻っていて、木曜にはチームトレーニングに戻っていた。彼も使えるかもしれない」

ヴェレトゥはどうでしょうか?

モウリーニョ監督「今週はチームと一緒にトレーニングをしていない。言えないことは言わなくていいだろう。彼は明日プレーできない」

ザニオーロの置かれた状況についてお伺いします。ダービーではベンチ、代表では北マケドニア戦ではスタンド、そしてトルコ戦は45分の出場…。

モウリーニョ監督「このメモに書いておいた通りだな。『2問目はザニオーロについての質問』ってね。やっぱり最初には聞かないんだな(笑)原則的に彼の代表チームについてはここでは回答しない、そういった質問があったとしてもだ。あらかじめ言っておくが、イタリアがワールドカップ出場を逃したのは残念に思う。しかし、プレーオフでポルトガルを応援していたことを隠す必要はない。当然のことだ。ただ、イタリアを愛し、カルチョの歴史を尊重し、ローマに暮らし働くものとして、アズーリのいないワールドカップを見るのは残念だ。これは何があっても偏った発言にはならない。ダービーでザニオーロがベンチだったのは、ラツィオを封じるために異なる戦術を用意したからという理由しかない。ただ、そういった理由でプレーせず、代表に行き、筋肉に問題を抱えて戻った。これについてローマがコントロールすることは不可能だし、コメントはしない方が良いだろう。木金土と練習していない、試合に出られないとは最初に話した。それ以上のネタがないので話は終わりにしたい。アッレグリにベルナルデスキがなぜ出ないのか?インザーギにジェコがなぜ出ないのかを尋ねるジャーナリストはいないようだが、ここではザニオーロに執着する方が多すぎるね。でも理由はシンプルだ。それでも納得できなければ彼の代理人に話を聞くべきだ。彼はこう言うだろう。ニコロのプレーできない真の理由は…怪我をして代表から戻ってきたからなのだとな」

今シーズンのローマはアタランタ、エンポリ戦のように良い結果の後、必ず引き分けます。これについてどのように取り組んでいますか?

モウリーニョ監督「まず(勝利の後の)引き分けが災いしないケースがある。私たちの引き分けの多くが得点するためにプレーをして、それを許さない難しい相手によるものだと、リスペクトを込めてそう話している。だから案外尾を引かないことが多い。と、同時に、正しいメンタリティを持たずに、勝利するためにプレーするという意味を知らないチームには時として起こり得る現象だとも思うがね。そういったメンタリティを持っていれば、1点1点がいかに重要か、ゴールとはこのようなちょっとして集中の欠如で消えていくものだと理解できるだろう。昨日ミーティングでは、選手たちにそういった話をした。今ダービーについて考えるならば、それは来シーズンのダービーであって、まずは次の試合に目を向ける必要がある。マラッシという素晴らしいスタジアムについて、そして優れた監督とチームを熱烈に応援するティフォージによって我々が直面する困難について考えなければならない。彼らは残留を確実にするためにまだポイントを必要としているチームだ。つまり、我々も勝点が必要ならば良いパフォーマンスをしなくてはならない」

ダービーでのタミー・エイブラハムを考えると、彼の後ろに2枚のアタッカーを置き、3バックというセットアップとなりそうですが?

モウリーニョ監督「…昨日ラジオであなたが喋っているのを聞いたよ。だからもっと攻撃的で批判的で暴力的な質問をしてくるとばかり思っていたが、さすがにこの場では怖くてできないようだな」

いえ、私のラジオの話の代わりに回答を…

モウリーニョ監督「ラジオでは超攻撃的なのに、本人を前にすると内弁慶、まあそれもアリだ。さて回答するならば、3バックにすることで安定感が生まれている。エルシャーラウィやザレフスキはサイドバックではないが、このシステムではウイングバックとして機能した。このやり方は快適だし、ここしばらくなかった堅牢な守備を生み出している。ただ来シーズンも同じ状況、戦い方かはわからない。そしてタミーの後ろに選手を置いているわけではなく、状況や相手にに応じて変化しているシステムだ。ダービーでは、分析した結果、オリヴェイラとクリスタンテでルイス・アルベルト、ミリンコヴィッチ=サヴィッチを抑えるように指示した。そこからの引き算でペッレグリーニ、ミキタリアンにそのポジションで特定の役割を与えたが、私たちは異なる選択肢として、フェリックス、ショムドロフも持っている」

ローマは統計上、インテル、ナポリに次いで攻撃力のあるチームです。

モウリーニョ監督「今自身で話したようにあくまでそれは統計上のバーチャルな話だ。統計は物事を別角度で話すための助けになるが、最も必要なのは一貫性なんだ。サッカーはとてもシンプルだ。最も多くのゴールを決めたチームが勝利して、ポイントを手にする。私たちが9試合無敗で手に入れた継続をこれからも続ける必要があるんだ」

<了>

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