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【EL突破後のコメント】モウリーニョ監督「サッカーは時に勝ち、時に負けるが、それでも譲れないものはある」

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フェイエノールト戦後のモウリーニョ監督のコメントをお届けしよう。ノックアウトラウンドからの開放感、そしてチームマネジメントの難しさが伝わる貴重なインタビューとなっている。


SKYSPORTのマイク

今夜、ローマが素晴らしいチームであることが証明されたのでしょうか?

モウリーニョ監督「そう思うね。もしかしたら、中にはそうは感じない方もおられるかもしれないが、私はローマがビッグゲームをしたと思っている。今夜は本当にマネジメントの難しい試合だった。パウロ(ディバラ)がプレーできなくなることを想定して、彼の交代枠を最初から確保する必要があった。しかし、うちの子たちは集中力を切らさず、勇気と知性を発揮して、時に試合を落ち着かせて、時に押し上げた。素晴らしい相手に本当によく戦ったと思う」

このような夜に私たちはモウリーニョがベンチにいる意味を知ることができます。

モウリーニョ監督「スロット監督はスキンヘッドだが、私の頭髪を見ればわかるだろう?ヨーロッパの大会を150試合も経験するとこんなに白髪になっちまうんだ!私はUEFAの大会のあらゆるものを観てきた。だから昨日選手には、この試合はいつもとは違う。ザルツブルグやボデ/グリムトとは違う試合になるはずだと説明した。すぐに試合を終わらせようとしなくていい。90分後に1-0であれば完璧な展開なんだ。だから、得点が動かなくても焦らずに冷静でいろ、そう話したよ」

怪我をしているディバラの使い方は限定されていました。

モウリーニョ監督「サルバトーレ・フォーティ、ミケーレ・サルツァルロや分析担当とこの難しい状況をうまく管理した。ディバラを投入したとき、私たちは既にワイナルドゥムで1枚交代枠を使っていた。ディバラがピッチで再び負傷する可能性もあったため、必ずもう1枚交代枠を残さねばならず、そのためディバラを出すときに戦術的な交代も同時に行う必要があった。ここを見極めて決断したことで良いベンチワークができた。延長に入って、もう1枚交代枠を増やせた。これは我ながらうまくいったと思ったよ。これが私のゲームマネジメントだ。しかし、私がプレーをするわけではないんだ。プレーするのも、走るのも、ピッチにすべてを捧げるのも選手たちだ。だから彼らのために本当に嬉しいんだ」

今中継が繋がっているSKYSPORTのスタジオには、多くのカンピオーネがコメンテータとして来て、あなたの話を聞きたがっています。

モウリーニョ監督「カンピオーネ?ということはその中にアントニオ・カッサーノはいないのかな?」

あなたがローマでやっていること・・・つまり、ローマでアンデンティティと一体感を作り出した仕事にどれほどの誇りを持っていますか?

モウリーニョ監督「間違いなく私は自分の為すべき仕事を理解するのに十分な経験を積んでいる。以前も話したが、現在ローマでは、何より選手とサポーターが重要視されるべきフェーズにいる。そのストラクチャーで私は一番最後だ。常に心掛けているのは、サポーターに喜びを与え、選手たちが成長するためのツールを与えることだ。私はこの仕事に誇りを持っている。もしも今夜ローマが負けていたら、ロマニスタたちは悲しみ、落胆していたかもしれない。でも私たちがピッチで表現したことには満足したと想像する。仮に私はチームが負けても選手たちを怒ったりはしない。私たちは家族だ。家族だから限界もあるのだと知っている。今は少し休んで、すぐベルガモについて考えなければならない」

ディバラは自信を取り戻し、ローマで素晴らしいシーズンを過ごしていますね。

モウリーニョ監督「パウロはきっと自分が世界のトップクラブでプレーできる能力があると感じているはずだ。それは彼のプレーからも伝わる。しかしこれは私の考えだが、彼はユヴェントスで失った自信だけでなく、サッカーの喜びも探し求めていたではなかろうか。良いチームメイト、理解ある監督、愛してくれるサポーター、そういったものがローマで見つかったのだ。ペッレグリーニ、クリスタンテ、マンチーニといった個性豊かなチームリーダーと一緒に、自分の資質に見合うリーダーシップを発揮できるのがローマだ。彼は今夜、怪我をしながら強行出場をした。私はパウロにこう伝えたんだ。ピッチに立って様子を見てくれ。アドレナリンが出てきたらプレーはできるかもしれない。2分で無理ならすぐ交代させるから、とね」


公式会見のマイク

今夜はローマ一色の夜でした。あなたにとって今夜何が最も大きな喜びでしたか?

モウリーニョ監督「勝利、チームで戦ったこと、サポーターが喜んでいたこと。試合中、もし勝てなくても、ロマニスタたちは選手を誇りに思ってくれるのではないか、そんな気持ちになった。それが全てなんだ。サッカーは勝つことも負けることもあるが、譲れないものもある。それを私も選手たちも理解していた。試合前に彼らには「今夜は勝つか、疲れて帰るかどちらかだ」と話した。結果ローマは勝利した。それに値するプレーもした」

こんな試合の後では2024年以降も首都に残りたいと思いませんか?

モウリーニョ監督「私はローマで幸せだ。それを偽ることも隠すこともできない。ここで暮らす人たちが好きで、みんなも私を好きでいてくれるから幸せなんだ。トリゴリアでは全員からのリスペクトを感じるし、私も同様に全員をリスペクトしている。フリードキンズとも尊敬し合える関係で、監督としても選手たちと良好な関係を築いている。私には二人の子供がいるので、選手たちを実の子のようだとは言えないが、ほとんど子供のような気持ちだ。時にはクラブに不満があり、時には別の野心を持つこともあるが、今はローマで満足している。その気持ちを偽るわけにはいかない。大事なのは、私がここで幸せであり、みんなのために働くことができるという事実なんだ」

<了>

フェイエノールト戦マッチレビューはこちらから👇
【EL奇跡の逆転勝利!】ローマ 4-1 フェイエノールト | ASローマ速報〜ROMANISMO (asromasokuhou.com)

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