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トリゴリア・トゥデイ『バッドボーイズは復活するか?』

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来週からセリエAのグループセッションが始まる予定です。しかし、スパダフォーラ大臣は、選手、職員、1人でも陽性反応が出れば、クラブ全体で14日間の活動停止になると発言しているので、全員が予防の為のプロトコルを守りながら活動をする必要がありそう。その上で、セリエAは6月の再開を目指していきます。1人1人がクラブの為にプライベートでも注意しなければなりません。それはどの国でも変わらないのですが、イングランドでエヴァートン所属のイタリア人ストライカー、モイーズ・キーンが自宅に複数の女性を連れ込みパーティを開催して問題になっています。明らかに英国政府の指導とクラブの方針に反するこの行為でキーンは懲戒処分を受けるとのこと。

キーンはローマ移籍を噂される1人ですが、度々起こす問題行動から第2のバロテッリと揶揄されています。またザニオーロととても仲が良く、意気投合の末にアッズリーニで2人揃って全体ミーティングに遅刻してグループから外されたこともありました。キーンの到着はネガティブな化学反応を生むかもしれません。

ザニオーロのお父さんがこのニュースに言及しています。
イゴール・ザニオーロ「息子はキーン君が本当に良い青年だと私に話してくれたよ。あのくらいの年頃が羽目を外したいのは理解出来るが、彼らはその欲求に耐えなければならないね。ニコロはこれまでの過ちから学んだ。キーン君がローマに来るならニコロにはキーン君の成長に手を貸して欲しいね。もしも彼が心を入れ替えたら、ヨーロッパで最高のストライカーになれるさ。この時期のパーティは確かに問題だ。それは、サッカー選手が模範的な行動を取らなければならないからだ。ニコロは成長して、あの頃に戻りたいとは考えていない。キーン君が同じ道を辿るのを助けることができるはずさ」

悪童みたいな言葉で選手を括っても仕方ないのですが、現在のローマは、薬でもあり毒にも成り得る選手を排除していますね。ナインゴランは最も顕著な例でしょう。かつてのゼロトップで名を馳せたブラジリアンウインガーのマンシーニは、インテルに移籍する前の数年間トッティと一切会話をしませんでしたが、それでもピッチでは阿吽の呼吸がありました。ローマにはバッドボーイが似合うぜとは思わないけれど、不和や持て余したエネルギーをチームに還元出来る監督でありクラブであって欲しいですね。

イタリアはまず戦術ありきだけれども、戦術を遵守できるかどうかをメルカートの獲得基準にしてはいけないです。戦術を浸透させて、そこからはみ出た部分がチームのオプションであり、強みになると思っています。それがローマらしさなんですよ。

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