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【パジェッレ&レビュー】セリエA第3節 ローマ 1-2 ミラン

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【マッチレビュー】セリエA3節 ローマ対ミラン | ASローマ速報〜ROMANISMO (asromasokuhou.com)

・Rui Patricio 5.0

彼だけの所為ではないとは言えPK献上の批判は免れないか。ただ明確に素晴らしいセーブもあった点は唯一のポジ要素。

・Mancini 5.5

Leaoを恐れ過ぎた結果余り前に出られなかったか。戦術的交代でピッチを去った。

・Smalling 5.0

1点目の失点は8割がた彼の責任と言っても良いレベルのどっちつかずな判断。ハイボールの処理等もどうにも地に足が付かないように見える。絶賛大不調。

“既に8月を過ぎたが、まだサンダルを履いているようだ。今シーズンの5失点目の場面ではRui Patricioと責任を分かち合いゴールへのアクションを遅らせた。何度か惜しい場面も。” (by Leggo)

・Llorente 5.5

相変わらず致命的と言えるミスもなかったが、良いプレーと呼べるプレーが少ないので、多分細かなミスの方が多い。

・Celik 5.5

今シーズン初出場。2失点シーンは元同僚にしてやられた形となったが、全体的には可もなく不可もない内容だった。怪しいプレーでもカードを貰わなかったのは単に幸運。あと左足の精度がちょっとまずそう。

・Cristante 5.5

今シーズンからのIHのポジションにまだ慣れ切っていない感じは受ける。もう少し前線での活躍が見たい。

・Paredes 5.5

ここ数試合ではもっとも良かった印象。本人としてはもう少し両サイドのスペースを使いたいと思っていた様に感じるが、チームとしての成熟に期待。

・Aouar 6.5

自分で歩けてはいたものの怪我だけは本当に勘弁して欲しい…。一旦代表Weekはまず完全休養しようか…?

・Zalewski 5.0

終盤特にクロス精度の低さが悪目立ちしてしまったが、それ以上に2失点目時の守備の方が問題か。

・Belotti 5.5

Tomoriとのやり合いで敵を退場に追い込んだ点こみでのギリギリ及第点とは言い難いか。結局シュートに持ち込めていないのは彼だけの所為ではないが、印象は良くない。

・El Shaarawy 5.5

素晴らしいシュートもあったがやはりSTのポジションにまだ適応は出来ていない。現状毎試合WGで出すことが困難なので、どうチーム内で生き残っていくべきか…。

・Pellegrini 5.0

緊急出動となったものの、やはりコンディション含め期待通りには程遠い。やはり明確な2列目ポジションを任せたいが…。

・Lukaku 6.5

ボールを持ってプレーした瞬間スタジアムの雰囲気が変わった。明らかな格の違いを見せていたので今後が楽しみ。

“大喝采に迎えられ、最初のシュートまで逆足とは言え1分必要としなかった。キャタピラのような強靭さですべてのボールをキープし、唯一のミスでは自陣深くでの守備でのタックルによるイエローのみ。” (by Il Romanista)

・Spinazzola 6.0

ラッキーもあったが得点に繋がるシュートを勇気をもって打ったのが良かった。

・Bove 5.5

やはりファイトは見えるのだが、数的有利状況だったのでそれ以上のものを題して欲しかった。やはりボールを持って前を向くだけの自信が無いのだろうか…。

・Pagano 6.0

数的優位とは言えプレー時間が短いなりに積極的なプレーが出せたのは良かったか。

・Mourinho 5.0

まだチームを成熟させるには時間が足りないか。にしても守備組織の構築は彼の真骨頂の筈なので、成果が出ないのはなんとも言い難い。

総評

先週同様、というか先週から別の病気を併発してしまったので、先週以上のBad Conditionなので、今週もショート版でお送りいたします。
まぁものの見事の今のチーム間の力の差が出てしまったなという感じ。正直PSMをこのシーズンを本当に戦うメンバーで碌に出来ていないRomaと、早い段階からTonaliの売却益で獲得した選手たちがしっかりとフィットしているMilanの差と、両チームの最終ラインのクオリティ部分の差が大きく出てしまったなと言いう印象。
前者に関してはMercatoにおける戦略もあり、寧ろ閉じる直前にパニックバイを起こしもせず、上手く立ち回れた方だと思うので、今更グダグダ言うつもりはないが、後者に関しては昨年からメンバーが変わっていない部分であり、今後も課題となり続ける可能性がある問題である。
Milanは今シーズン右SBのCalabriaが極端に内に絞り、Theoが高い位置を取る2Back的な形からのビルドアップが多く、単純にサイドの選手としての攻撃面での貢献が大きい。またその際に後ろを任せるTomrliとThiawは2人ともドリブルやパスに関する足元の技術は水準以上である。
他方Romaはというと2-0のビハインド、加えてTomoriの退場による数的優位となっても暫くは、3CBがビルドアップ時も最後方に残る形となり、引いて守る姿勢となったMilanに対してまるで中盤での数的優位を作ることが出来ず、試合終盤に顕著だったが両サイドのクロス精度は正直絶望的ともいえる出来であった。そう比べてしまうと敵の4Backに対して、我らのRomaの3Back+2WBは余りに攻撃面で貧弱だった。
長く書いてはしまったものの、結局のところ自陣エリア内で強さを発揮するCBを3枚起用し、最終ラインを任せているのに、そのDF陣がエリア内で活躍しないのであれば勝てるわけがないという事になる。ただ昨年との違いと言う点で言うと、やはり最終ライン周りでの重心の重さは気になるところで、これはIbanezが本人の足の速さを使いある程度行動範囲を広く持てており、そこで敵の最前線に揺さぶりがかけられていた面があったのであろうなと、失って初めて痛感する。
とは言えチームの最主力であるDybalaを欠いて格上(正直認めたくないが)に簡単に勝てる訳もなく、その中でもLukakuが想像以上にコンディションが良く、想像通りの別格選手で、チームとしても彼にボールを預ける信頼のようなものを感じたので負けたなりに収穫のある試合だったと言えると信じたい。
にしてもサイドの選手あまりいない中で、Solbakken放出しちゃって大丈夫なんですかね…?


採点者:くわしん
小学生の頃にバティストゥータに憧れ、丁度その時ローマに中田がやって来た為にローマに触れる機会が多くなりロマニスタに。好きな現役選手はDiawara。思い出の試合は2012年にオリンピコで観戦したコッパ・イタリア決勝でのラツィオへの敗戦。大学時代にF1のコースエンジニアを目指してイタリアに留学。イタリアにおける高卒認定相当の資格を持っている。好きな選手のタイプは稲場愛香みたいなタイプ。

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