ぼくの長いロマニスタ生活でも7失点の記憶はあれども、7得点は2006年のカターニャ戦まで遡る。この試合のDVDがまだ家にあるはずだが、超大量得点の試合のスコアラーは意外と思い出せない。しかし、このエンポリ戦のことはこれからも長く記憶に留まり続けるだろう。走るべき選手が走り、守るべき選手が守り、取るべき選手が決めたからだ。しかし、モウリーニョ監督はこの試合についてぼくとは違う考えを持っている。試合後のDAZNへのインタビューをご紹介したい。
ディバラはピッチで最高の選手でしょうか？それとも他にも最高の選手がいますか？
モウリーニョ監督「私は監督だから違う考え方をしなくてはならない。私たちはこれまで良いプレーをしてきたが7-0とはいかなかった。今夜はそうなったが、別に7得点するために勝つわけではない。今夜は自信を持つためにプレーした。良い試合だったが、フィジカル面では浮き沈みがあり、90分高いインテンシティを保てない選手もいると感じた。結果が7-0でも4-0でも監督としての評価は変わらない。結果？エンポリには残念だが、これがサッカーだ」
ルカクとアズムンの交代は前もって考えていたのでしょうか？
モウリーニョ監督「ゴールは私にとって必要なのではなく、ルカクにとって必要なものだ。ストライカーはゴールすることを目標にしているのだからな。彼は常に得点はチームから生まれると示してきた。クルヴァスッドの前で決めたのだから完璧なシチュエーションになっただろうね。ルカクはローマに異なる輪郭を与えてくれる。だから、私たちはもっと彼とプレーする方法を学ばねばならない。まだ改善する必要がある。チームに関して気に入らない部分もいくつかあった」
パレデスはどうですか？お気に入りの選手でしょうか？
モウリーニョ監督「フィジカルコンディションを改善する必要がある。夏にPSGの練習に参加せず、2日後にはサレルニターナ戦のベンチに入った。その後代表に合流して少しプレーした。コンディションを管理する時間が必要だ。並外れたクオリティの6番で、我々のチームに彼の代役はいない。ただし、守備の局面でインテンシティと思考を改善する必要がある」
ルカクのメンタルはどうでしょうか？イタリアではいくつかのクラブのティフォージに避難されています。
モウリーニョ監督「彼は愛され、必要とされていると感じる必要がある。私たちにはすぐに彼のような選手が必要だと感じたんだ。インテルがルカクを非難する理由はないと思う。ミラノダービーも5-1で勝ったことだしね（笑）インテルはストライカーを多く擁する並外れたチームだ。ロメルを必要としていた前監督の私の為に喜んでくれるに違いない」
この7-0でローマはカンピオナートでどのようなメッセージを送ったのでしょうか？
モウリーニョ監督「私は物事をそのようには見ていない。メディアがロマニスタに与える影響は理解しているつもりだが、私たちはこの2週間彼らが書き立てるようなチームではなかった。別に今夜のローマが並外れているわけではなく、謙虚に仕事をしなければならない。私たちローマは可能性を秘めていて、これからもうまくやる必要があるんだよ。私たちの唯一の目標は勝つことで、今の目標は木曜日のヨーロッパリーグで勝つことなんだ」
＜了＞
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