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エイブラハム「英国を出て太陽を満喫する事にした」

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実はまだ松本まりかってブレイクしてないじゃないですか。もう少してハネそうなんだけど、あとひとつ代表的なハマり役があったら文句ないという状態。しかし、王手、チェックメイトを待ちきれずに、世間とメディアが苦節18年ようやくブレイクしました的な勇み足の報道の結果、知っているとマニアックで、知らないともぐりみたいな歪な女優が誕生した。それが松本まりか。どこかにいるようでどこにもいない。その儚さを人は天才と呼ぶのだろうか。いいや、さにあらず。そんな松本まりかの状態というのは、どこかタミー・エイブラハムにも当てはまるような気がした。実力に対する評価は概ね英国もイタリアも同様に固まりつつあるが、圧倒的に代表作が足りていない。ローマがカンファレンスリーグの決勝に駒を進めてそこで値千金のゴールを挙げるとか、そういったエピソードを今のローマは彼に与えることが出来ない。そういった意味でも、まずは来週のユヴェントス戦で得点を期待したい。

そんな(どんな?)エイブラハムがローマに来た秘話を語っていますのでお伝えしよう。


エイブラハム「モウリーニョ先生が俺をどう口説いたか?そうだね、受話器越しに先生は俺にこう訊ねたんだ。タミー、太陽の下で満喫するか、それとも雨の中で立ち止まるのか、どっちがいいんだ?って。それでも俺はプレミアリーグに残りたかった。だってロンドンは俺の故郷だからさ。先生からはこれまでの人生で学んできたものと同じくらいたくさんの事を学んだんだ。最も簡単な選択肢はチェルシーに残ってベンチに座る事だった。でも自分の力を試す時期なんだって判ったよ。国外挑戦はいつだって勇気がいるもんな。でも、若い英国人には勧めたい。怖がらないで試してみなよって。自分を知ることができるはずだから。俺も徐々に慣れてきたところさ」

トゥヘル監督との関係はどうだったのでしょうか?

エイブラハム「キツかったね。でもその時はまだトゥヘル監督を理解していなかったからとも言える。それまで俺はゴールを決めていたし、トリプレッタもやっていた。もちろん監督が変われば状況も変わるよね。そういった側面があるからこそサッカーを学べるというのも事実だ。常に上手くいくわけじゃない。難しい時期があるから自分を高めたいと願い、ハングリーになれるんだ。トゥヘル監督がやってきた時、俺は腰を据えて自分に問いかける時期だったのさ。とにかく自分の向上の為にトレーニングに打ち込んだ。匙を投げたり、不平不満をぶちまけて異分子になるのは簡単だったけど、俺は真逆に考えたんだ。この状況は自分を知ることができるんだって。精神的にもタフになったと思ってるんだよ」

〈了〉

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