Juventus | Saturday, 30. December 2023 | AS Roma |
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1:0
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goals | |
1 : 0 | Adrien Rabiot 47. / left-footed shot (Dušan Vlahović) |
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多くのスポーツ紙がディバラのベンチスタートを予想したが、モウリーニョ監督はこの古巣との対戦でスターターに選んだ。これまでパレルモ時代から数えて6試合ユヴェントス相手に得点したことがないディバラだが、今夜は開始から起用して先制を狙いたいという意図を感じた。
primo tempo
3分、コスティッチが倒されて右からのCKを得ると、リフレクションをクリスタンテがエリアの外から鋭く右足を振り抜く。これはGKスチェスニーに防がれるものの、ローマのファーストシュートとなった。
ローマはいつもの352で、重心を低く構えて相手を呼び込み、裏のスペースを使うが、これまでの対戦相手と違い、FWブラホヴィッチに常に得点の匂いがしていた。19分には、ペナルティエリアで後ろからチェックに来たジョレンテの太ももを右手で押さえて入れ替わるなど、化け物じみたプレーで度々ゴールを脅かすが、元ユヴェントスのラ・ホヤ(宝石)であるディバラも、クリスタンテの落としを、左のアウトフロントでダイレクトに狙い輝きを見せる。
42分、マッケニーのスローインの流れから、コスティッチがシュートを放つ。芝を叩いた弾道にGKルイが反応しきれず、枠を捉えたボールはあわやゴールを割ると思われたが、戻ったエンディカが辛くもブロックする。この後、アフリカネーションズカップで最大1ヶ月半の離脱が見込まれる。この冬の間にCBのオーディションは終わるのだろうか。ピントGMの腕の見せ所ではあるが、そのピントの去就も不安定だ。来夏には元ミランのリッキー・マッサーラが来るという噂もある。
sesondo tempo
後半立ち上がり、ローマはラビオのゴールで手痛い失点。明らかに集中を欠いて入ったところをやられてしまった。その後、ペッレグリーニ、エルシャーラウィを投入して火力を上げるが、相手の厚い守備に阻まれて決定機を作り出すことができない。
1点ビハインドのまま後半アディショナルタイムに突入。しかし、ここでもシュートまでが遠く、ゴールを奪えないまま終了の笛が吹かれた。
感想
なんといっても地蔵のルカクである。厳しいマークを受けてはいたが、中盤に下がって組み立てに参加するなり、サイドに流れて幅を出すなりやりようはあった。あれだけ夏にユヴェンティーニからバッシングされただけに、価値を証明するにふさわしい試合だったはずだ。
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