・前回のあらすじ
ひゃ~トリノのエースがローマに来るって言うからオラすぐに契約決まるかと思ってたら、クライファートを売らないと金がねえってんだからオラたまげたぞ!でもよ、昨日フラムとピントGMが交渉したって言うじゃねえか、移籍市場のでえベテランが乗り出してきたってんだからオラ考えただけでワクワクすっぞ!
8月18日、もうほとんど時間のないベロッティミッションはにわかに進展を見せている。
10:45
ファブリツィオ・ロマーニ記者によると、ジャスティン・クライファートはフラムと個人合意に達しているため、現在は早くチームに合流をしたい。そのためにローマと代理人の話し合いが本日行われる。
15:25
ミラノでチアゴ・ピントGMと代理人ラファエラ・ピメンタの会談は終了した。お互い前向きな交渉の感触。しかしまだ最終的な合意は見つからない。
16:00
フラムはローマから提示された買取り義務付きのレンタルを受け入れたとのこと。これで来季1200万ユーロの収入が約束された場合、ベロッティはすぐにローマ加入となるはずだ。
面白い情報が入ってきた。
ジェンギズ・ウンデル(マルセイユ)のアタランタ移籍の可能性について。アタランタのルスラン・マリノフスキーは新しい経験を積みたいと考えており、マルセイユとコンタクトを取っている。ただし、マルセイユは現金の取引は考えておらず、この交渉にウンデルを含めたい。ウンデルはローマでもその才能を発揮して、昨シーズンはマルセイユでキャリアハイの10ゴールを達成した主力選手。そして、イタリア語もイタリアのサッカーも知っている(さらに言えばチャンピオンズリーグのオリンピコの奇跡も知っているのだが)。このウンデルの再販で、移籍金の20%がローマ入ってくることから、現在動向をピントGMは注意深く見守っている。
そして、もうひとつ朗報が来年6月に満了となるザニオーロの契約更新だ。
7月ユヴェントス移籍が不成立となり、本人も気持ちをローマに切り替えた。プレシーズンから開幕まで、彼の高いモチベーションのプレーは誰もが知るところだ。数日前にピントGMとクラウディオ・ヴィゴレッリ代理人が話し合いを行い、契約延長の方向で交渉がはじまった。昨年9月の会談では、ヴィゴレッリから提示されたのは、2027年までの5年契約で年俸450万ユーロ。契約年数のみ合意を見たが、年俸では折り合いがつかなかった。しかし、その時からザニオーロはさらに成長して重要なゴールも決めている。450万の男になる可能性は高い。
最後に次のホーム開幕戦について触れておくと、8月23日のオリンピコはチケットの売れ行きが好調で昨シーズン同様に満員御礼になる予定だ。ホームゲームは常に多くのロマニスタたちで溢れる環境で、相手にプレッシャーを与えながら戦えたら最高だ。
コメント