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【ウディネーゼ戦前日会見】モウリーニョ監督「ピントGMの記者会見は見事だったが…」

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今夜モンツァ、フィオレンティーナを破って現在2連勝のウディネーゼと戦うローマ。簡単な相手ではないことは確かだが、今夜の勝利で再びポールポジションに立てる可能性があることから、絶対に負けは許されない。首位に立つチームとはそういう宿命にあるのだろう。ローマがそれに相応しいかどうかは今夜試される。


ジャッロロッシは離脱者が増え続けていますが、次は敵地で連勝中のウディネーゼと戦います。マディ・カマラのプレーは可能でしょうか?

モウリーニョ監督「カマラはまだ90分プレーできるコンディションではないし、私たちのプレーに関する戦術的な知識もない。ただ能力に関しては、ギリシャリーグを観ていないうちの選手たちにとっては嬉しい驚きだっただろう。スカウト段階から追っていた私たちにとっては驚きでも何でもないがね。彼は良い選手で、必ずローマに手を貸してくれるだろうが、当分はベンチから始めることになる。必要があればプレーさせるが長い時間は難しいだろう。まずその段階に至るまでにやるべきことは多い。ウディネーゼはおそらくセリエAでも最もタフなチームのひとつだ。マリーシア(狡猾さ)があり、自分たちのプラン通りに試合を進める手段を知っている。レフェリーに影響を与える知性と経験も併せ持つ。私のお気に入りのエルシャーラウィとクンブラが不在とあれば、明日がどのような試合になるかは想像に難くない」

すでに開幕から4,5試合でローマは首位に立ちました。これはどのような意味があると感じていますか?

モウリーニョ監督「すでに?いや、まだ4,5試合だ。それに対戦の順番も影響するだろう。例えばサンプドリアはアタランタ、ユヴェントス、ラツィオと非常にタフな対戦をしてきたし、クレモネーゼはスタジアムが改修工事で開幕2試合をアウェイで始めた。だからまだ何かを判断するのは早すぎる。私は順位表ではなく、自分たちが何をしたかを見ている。ユヴェントスとの後半がポジティブであれば、引き分けであることに焦点は当てない。誰が相手かではなく、常に目の前の試合に勝つことを考える。ところで昨日のチアゴ・ピントの記者会見は見事だった。ただ、ひとつだけ納得のいかない発言をしていたな。彼はセンターバックが不在ならクリスタンテがプレーできると話した。であれば私はこう返す「OK、じゃあボランチは誰がプレーするんだ?」ってね。それがローマの実情なんだ。とはいえ、チアゴ・ピントもオーナーも限られた条件で素晴らしい仕事をしてくれている。それだけのことをやったのだから、まだもう少し私を助けてくれるかもしれないと期待を持っているね」

前節チェリクのプレーについてはどのような感想を持ちましたか?右サイドの序列は変更されるのでしょうか?

モウリーニョ監督「序列はない。同じポジションに優秀な選手が2人いれば優先順位をつける必要はないんだ。私にとっても、チームにとっても、これは平和的な状況だ。昨シーズンはザレウスキをスターターで起用して、途中からスピナッツォーラを投入することはできなかったが、今季はそれが可能だ。彼らにはそれぞれ異なる持ち味があり、試合ごとにその特徴を踏まえて選んでいく。チェリクもカルスドルプもザレウスキもスピナッツォーラも全員素晴らしい選手であることは間違いない」

 

会見終了後、ジャーナリストから、無所属の選手で誰が好みですか?と訊かれたモウリーニョ監督は「いやちょっとわからないな」と言葉を残して会場を後にした。


ウディネーゼ、アンドレア・ソッティル監督の前日会見も抜粋してご紹介しよう。

ソッティル監督「私たちのアイデンティティは、ハイプレスで相手の出足を奪うことにある。その方法で、高いポゼッション率を誇るフィオレンティーナをはじめ、多くのチームのドリブルを阻止することが可能だった。ただローマは少し変わったチームで、ショートパスを多用する質の高い選手たちで構成されている。我々としてもコンパクトに保って、勇気をもってボールにアプローチしなければならない。彼らはすべてのポジションでトッププレイヤーを補強しているが、フィオレンティーナ戦と同様にリスペクトを持ちつつ、ホームゲームでは自分たちのアイデンティティでプレーする。モウリーニョ監督との対戦?彼のチームと対戦することは、同じ監督として刺激的でやりがいを感じる。明日はすべてを勝ち取ってきた世界最高の監督と戦う。モウリーニョ監督のことは直接存じ上げないが、見聞きした限りでは、とても素直で人間味に溢れる人だという印象を持っている。人としてもとても好きなんだよ」

<了>


モウリーニョ監督の話していたチアゴ・ピントGMの会見はこちらから👇

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