あれだけ国民的な女優として綾瀬はるかを持て囃したというのに、コロナ陽性になった途端、ワクチン接種を受けていなかったり、発表にタイムラグがあったり、それらの問題を人生が終わるまでバッシングし始めるこの社会の風潮こそ、日本人が遺伝子レベルで持つ村八分センスなのでしょうね。
・・・と、そこまで書いて、俺はYahooニュースのコメントを投下した。日々、 Yahooニュースのコメントを粛々と書き続けることが俺のライフワークであり、コメント総数が4桁に達した時などは、他には替え難い高揚感、絶頂感、キテる感を味わうことができる。周囲には在宅ワークと言っているが、こんなものが在宅ワークであるはずもなく、ただコメントという連鎖反応、いわゆるコンボを生みたいだけなのだ。その瞬間俺の体内は、英国の小説家アントニー・バージェス風に書くならばアルトラ(超暴力)が血管を駆け抜けていたのである。お次はアカウントを切り替えて、今のコメントに疑問を呈する。まさに現代の錬金術ではなかろうか。俺は今、間違いなく日本をインタラクティブに動かしているのである。そんなデジタルエイジの如月が送るローマ速報です。こんにちは。
まずは移籍情報から。昨日、カタールの首都のクラブ、アル・ラーヤンと世界王者でおなじみのスティーヴン・エンゾンジが合意に達して、本日ドーハ入りするという情報が流れました。しかし、これは現在まだ未確認情報のようです。
そしてこちらは確定情報。世界最後のファンタジスタことハヴィエル・パストーレがスペインのエルチェに移籍しました。ボカという噂もありましたが・・・。エルチェはかつてヴィジャールがプレーしたクラブで、トップチームに6名アルヘンティーナがいることで、パー様にとってリーガ初挑戦ですが、すぐに落ち着いてプレーできそうです。とにかく今後は怪我をせずに好きなようにピッチでダンスして頂きたい。Forza Flaco!
今回のメルカートについて、チアゴ・ピントGMが記者会見を開いているのですが、そこで語られている通り、ローマだけでなく選手も大きな自己犠牲と努力を払っています。もちろんプレーせずに自身の権利のためだけに残留しようという選手も数人いますが、それは契約に基づく個人の権利として尊重しますがロマニスタとして看過はできないところです。メルカートの裏事情を知りたい方はぜひこちらを購読してみて下さいね。
怪我人情報をお伝えしておきますと、2022年ワールドカップ予選のウルグアイ対ペルー戦に出場して、71分にハムストリングスの故障で交代したマティアス・ヴィニャですが、どうやらウルグアイ代表のメディカルスタッフから、筋肉系の損傷は無いという回答を頂いたご様子。おそらく日曜日のボリビア戦は大事を取って出場が見送られる見通しですが、来週木曜日のエクアドル戦は予選通過の重要な一戦の為にプレーする可能性が大です。その試合の後にイタリアに戻るので、早くて到着は土曜日。疲労している状況で翌日曜日のサッスオーロ戦に起用するかどうかは繊細な見極めを要します。カラフィオーリがスターターか?
ところで次節の相手サッスオーロですが、この中断期間を利用してクレモネーゼと練習試合を行い2-0で負けました。昨シーズンのサッオーロはセリエAぶっちぎりの非効率型超ポゼッションチームで、ディオニージ監督に代替わりはしたものの、この傾向は2節時点でスタッツに表れていますし、これはローマ戦でも変わらないと思います。とにかくサッスオーロはスタッツ関連、特にポゼッション比率などが他のクラブに比べて極端で、そういった面は今後ご説明する機会があると思います。人員に目を向けると、カプート、ロカテッリというリアル主力を売却したものの、フラッテージ、スカマッカというレンタルバック組でその穴を埋めました。ロカテッリが長期化した交渉の末にユヴェントスに2年レンタルに持ち込まれたことでメルカートで打って出れなかったのか。やや消極補強となりましたが、ハメド・トラオレの起用方法次第な気はしています。
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