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【謹賀新年】人生とは何かを選択するものである!のローマちゃん

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かつてぼくには、竹達彩奈が結婚を止めるなら、マノラスとジェコの放出は認めてもいいと思う夏があった。そして今は、吉高由里子というハイボール界のバンディエラにいつまでもジョッキを高く掲げてもらいたいと思っている。明けましておめでとうございます。如月です。今年もローマ速報をよろしくお願い致します。

私事ですが、昨年1年間は、わが人生の中でダントツで駆け抜けたという年でした。男子トップチームがカップ戦決勝まで行ったので、12月3日までシーズンが続き、女子チームも9月に福島Jヴィレッジでなでしこリーグ参入を賭けた3連戦を戦いました。10か月の間に39試合、関東のいろんなサッカー場で仕事をしたのです。そして12月がこれまた忙しなかった。でも毎日が特別で最高だとも思っています。だからもっと忙しくてもいい。

かつて吉高由里子が、シニア世代からハイボールの女神的な評価をされていた10年前には、ぼくにはサッカー界との繋がりなど何にもなく「もしもサッカーの仕事をするならばライターになるしかないのか・・・いやでも、サッカーだけで食っていけないから他のスポーツも見なきゃいけないけど、果たしてサッカー以外の競技を仕事になるレベルで語れるのだろうか」という考えが永遠にループして、最終的に自分はサッカーの仕事がやりたいのではなく、今の環境から逃げたいだけなのだ、という、ヤバめのセルフ洗脳に帰結していました。
その間もテレビの中の吉高由里子は、ほろ酔いの表情でハイボールのジョッキを掲げており、それを見るたびに「ま、俺も飲むか・・・」と、自分の夢を棚に上げてトリスのCM戦略にドハマりしていたものです。だからぼくは吉高由里子に親近感を覚えたのかもしれません。

親族経営している零細企業の唯一の資産ともいえる駅前の雑居ビルは、この日本橋駅前ではまるで異質だ。しかし、夜のとばりが下りれば、その雑居ビルの屋上では、しばしばアットホームなパーティーが開かれる。私(吉高由里子)は、この会社に就職してかれこれ十年以上経つベテラン社員なのだけれども、一向に若い世代が入ってこないので、36歳になった今でも若手扱いだ。時折ミスをしても、かわいげで許される反面、会社の親睦会などの行事になると「ほらほらユリちゃん、若いんだから乾杯の挨拶元気にしなさいな」と背中を押されて、毎回挨拶をさせられてしまう。最初は人前で恥じらう気持ちもあったけれど、いつしか私の挨拶は、この会社の伝統芸だと思うまでに吹っ切れた。高卒でなんの取柄もない私がこうして毎日楽しく暮らしていけるのは、この会社のおかげなのだ。バレエもピアノもブラスバンドも、すべて10代で挫折した。いや、挫折したのではなく、自分が捨てたのだ。私はあらゆる才能を発芽する前に破棄することにした。ただひとつだけ、女優という夢を除いて。だから、今夜の会社の飲み会の挨拶も演じてみせる。朗らかで、おっちょこちょいで、酔うとちょっとだけ大人っぽくほほ笑む私を。だから、これからみんなの前で私はジョッキを高く掲げる。そこに注がれているのはビールではなくハイボール。しかもトリスのハイボールであるべきなのだ。そう、吉高由里子は今日もハイボール。※トリスのCMをNHKでドラマ化する際はこのプロットを使って頂きたい。

といった具合で、吉高由里子ちゃんと同じく、ぼくも自分の人生を自分で決めつけていた。ただ、その中でぼくが唯一、一度だけ自分のインスピレーションに従ったのが2019年のダニエレ・デ・ロッシのローマ退団で、これにとんでもない衝撃を受けたぼくは、家のローンも家族もいるのに20年以上勤続していた会社を辞めてしまったのです。

これについては詳しくはこちらをどーぞ↓
開幕に先立って 2019.8.25|如月たくみ ASローマ速報~ROMANISMO (note.com)

そうこうして、2021年の冬に南葛SCに転職することができました。

気がつけばサッカー業界で日々頑張らせてもらっている自分ですが、セリエAという8月から始まるシーズンに加えて、ぼく自身が毎年2月から始まる日本のサッカー界のシーズンを過ごすことになり、1年ずっとシーズンの切れ間がない状態で、いよいよ人生の中で新たに何かを取捨選択すべき時期なのかなとは思っています。

これはローマも同様で、この冬の移籍の急務であるセンターバック補強のために選手の取捨選択を迫られているご様子。

先日、モウリーニョ監督は記者会見でこう語っています。

エンディカがネーションズカップに行くのは半年前から判っていた。クンブラが1月にプレーできないのも半年前から判っていた。スモーリングが1月にプレーできないのも知っていた。2月上旬までこのような状況になることは、半年前からあらかじめ判っていたんだ。そして今、マンチーニとクリスタンテが警告リーチであることも判っている。ある試合で本職のセンターバックが一人という状況は想像に難くない。しかし、このことは何か月も前から判っていたことだ。

しかし現在、UEFAとのFFP和解協定により、予算や選手登録に制限があるローマにとっては、どんなにローマに来たい選手がいたとしても、どんどん補強するわけにはいかないという苦しい台所事情があります。

この冬のメルカートでローマが使える予算は150万ユーロだけで、これ以上の予算をかけたい場合は、まず売ってコスト削減してよね、というのがFFP制度の厳しいところ。クラブは、レナト・サンチェス、レオ・スピナッツォーラを放出することで、この予算枠を拡大したい。ファブリツィオ・ロマーノ記者によると、レナトはローマの試合60%出場で完全移籍に移行するオプション付きのレンタルとのことで、彼を放出するとシーズン後期の給料分を移籍予算に計上できるのだとか。

また、スピナッツォーラは昨夏にサウジアラビアからのオファーもあり、エルシャーラウィ、ザレフスキに次ぐ、3番手のWBとして、余剰人員にみなされる選手の中では最も高額売却が期待できる。

こうなると、チアゴ・ピントGMのメルカートサーカス技に期待が掛かるところですが、そんなピントもいよいよ退団ではないかという噂も出ています。後任候補とされるリッキー・マッサーラはご存じの方も多いと思いますが、元々ローマでワルテル・サバティーニSDの弟子だった人物。ミランで多くの良い仕事をしてきたとは思いますが、ピントと比較すると彼の手腕にはやや疑問が残ります。

新年早々なかなか前途多難そうなローマちゃんですが、今後に期待しつつ、優しく見守りたいですね。そして、いよいよ結婚してしまいそうなハイボールの魔法使いこと吉高由里子の今後の動向も見守りたいと思います。

ということで、本年度も引き続きローマ速報をよろしくお願い致します。

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