SERIE A#3 Sunday, 15. September 2019
AS Roma 4:2 Sassuolo Calcio
goals
1 : 0 Bryan Cristante 12. / header (Lorenzo Pellegrini)
2 : 0 Edin Džeko 19. / right-footed shot (Aleksandar Kolarov)
3 : 0 Henrikh Mkhitaryan 22. / left-footed shot (Lorenzo Pellegrini)
4 : 0 Justin Kluivert 33. / right-footed shot (Lorenzo Pellegrini)
4 : 1 Domenico Berardi 53. / free kick
4 : 2 Domenico Berardi 72. / left-footed shot (Alfred Duncan)
・Pau Lopez 5.5
相手にチェイスされていようが、絶対にショートパスを通すんだという断固たる意志は感じる。まだ慣れてないからか心臓に悪すぎます。 特筆するほどのミスは見られないが、一方で公式戦3試合目にして無失点ゼロという事実は直視しなければならない。
・Florenzi 6.5
やはり運動量の多いクライファートとの相性がよくて、心地の良いコンビネーションが見られた。
・Mancini 6
個人能力の高さを見ることができたし、少し甘いかもしれないけれど6点です。
・Fazio 6
ビルドアップ含め役割は果たしていたと思う。パウ・ロペスとの呼吸もよさげ。
・Kolarov 6.5
こちらサイドもムヒタリアンとのコンビネーションは上々。取りあえずの放り込みクロスは皆無で、すべて意思のあるキレたボールを供給していた。一方、2失点目の場面はベラルディを見ていて欲しかった。
・Cristante 6.5
花火大会の狼煙を上げた人。時折マークを外してしまう癖は気になるが、守備に強いヴェレトゥとのコンビは良かったです。
・Veretout 7
素晴らしいのひと言。状況判断、守備力、両足で繰り出すパスセンス、こんな選手がイタリアリーグにいるなんて……。個人的には、自分がロストしたボールをどこまでもチェイスする姿が一番好みでした。少しデ・ロッシの幻影が見えましたね、気が早いのですが。
・Pellegrini 7.5
3アシスト。いわゆるキラーパスをバシバシ通す神でした。もはやトップ下固定でよいのでは?
・Kluivert 7
ボールを持つたびに、「球離れが良くなったクライファートだ!」と脳内実況しひとりちょっと面白くなってました。多分フォンセカ監督の指令だけど、途中交代前提で息が切れるまでひたすらボールをチェイスしてサッスオーロのポゼッションの芽生えをひたすらかき乱していたのがグッドでした。ゴールも良かったよ。
・Mkhitaryan 7
ボールタッチした瞬間から雰囲気が変わり、「これがワールドクラスか……」となりました。逆足で迷いのなくニアをぶち抜いたシュートでエレクトしてしまいました……。
・Dzeko 7
両サイドの二人&ペッレグリーニの躍動により、センターフォワードの役割に徹することができた。得点場面はもちろん、それ以外の場面でも多くのボールを引き出し、一流の9番の動きを見ることができた。
・Zaniolo(⇔Kluivelt) 6
クライファートとは全く違うキャラクターで右サイドを演出した。
・Spinazzola(⇔Florenzi) 5.5
特に大きな見せ場なくミスもなく。
・Pastore(⇔Pellegrini) 5
最後のヘッド、絶対足なら決めてたと思う。もうそろそろフォンセカ監督の序列が下がりそう。踏ん張って欲しい。
・Fonseca 7
ポゼッションするサッスオーロとの相性が良かったことを差し引くとしても、チームの課題を丁寧に潰している点は大いに評価したいです。
総評
快楽の塊だった前半と宿題を出された後半と。トップ下のペッレグリーニ、右サイドの“球離れが良くなった”クライファート、左サイドのワールドクラスことムヒタリアン、チームの心臓となったヴェレトゥ、純然たるセンターフォワードができたジェコと、良い点はたくさんありました。とはいえ4-0になってから無失点で終われると思ったロマニスタは誰もいないはずで、確定された事実としてきちんと2失点して終了。
1失点目はベラルディの年1レベルのスーパーフリーキック、2失点目は全員がボールウォッチャーになってしまった。 前節よりも少しラインを上げて選手同士の距離感も悪くなく、実際にサッスオーロから中盤での自由を奪っていたけれど、ショートカウンター風に追いかけて守る展開になると一気にばたついてしまう。まだまだ模索中なのかな。 課題は見つかったけれど後半も3得点できるほどの決定的チャンスは作れていたし、7-2もあり得る展開だったので、今節は厳しい目を向けることなく、初勝利を100%喜んでいます。勝ちは良いですね!
文、構成●text by mosh
コメント
気持ちいい試合でしたね!
4点目のラストパスなんかはその昔トッティがやってたやつに雰囲気そっくりで痺れました。
そして調子が良いとどんどんバンディエラ面するペッレが可愛かったw
最高でしたよね!(前半)
ちょっと前まで対戦相手チームにいたとは思えないほどの貫禄で、ぼくは感心しっぱなしでした。
興奮するとても面白い試合でしたね!
ハーフタイムで、この後3点は取られるやろと思ってたところ2点しか取られなかったことに驚きました笑
ザニオーロを応援してたので、トップ下争いをしていたペッレグリーニの活躍はもちろん嬉しかったですが、寂しく感じる部分もありました。今後トップ下はペッレグリーニにすべきと思える程のプレーでしたね。ザニオーロは右WGが主戦場になるのかな?彼自身がやりたいポジションをやって欲しいんですけどね😅
僕もご多分に漏れず、絶対に4-0で終わることはないだろうと思っていたので、2失点は成長の証だとポジティブに受け取る側面もありましたw
そしてぽこあぽこさんと同様にザニ君推しなので嬉しい悩みではあるのですが、チーム内のポジション争いはチーム力の向上に直結しますし、まずはウンデル離脱の間に右WGを定位置にする必要があるでしょうね。
ミキの得点シーンはシュートの上手さはもちろんですが、加速の鋭さもシビれますね。
そういえばドルトムントでロイスオーバメヤンと超高速カウンターしてましたわ。4231の2列目どこも出来ますしフォンセカサッカーに最高な補強でしたね。
ローマ戦しか見なくなって久しいのでムヒタリアンの過去のプレイは全く知らないのですが、ワンタッチ目の相手との距離感で「普通の選手じゃない!」「こんな選手がローマに来るなんて!」と結構びっくりしました。
消える時間帯があるというのはどうやら噂通りでしたので、フォンセカにはうまくマネジメントしてもらいたいです。
補強一つ一つの意味が見えるチームになりそうな気がしますね!
あとはザニオーロをもっと真ん中でみたいですね!
ローマに必要だったのはロマンではなく実利ある補強でしたね。
ザニオーロはELでターンオーバーするでしょうから、目に見える結果に期待ですね。昨シーズン後半戦、ロレンツォは一気に調子を落としましたから、ザニ君が真ん中で必要になる時は必ず来ると思います。
失点を除けば、とても素晴らしい試合でした!
勝って兜の緒を締めよ
次の試合もしっかり勝って、勢いを失わずに戦ってほしいです。
次節の好調ボローニャを叩いて波に乗りたいですよね~。
個人的には初のビッグクラブ対戦となる冨安に、カルチョの手厳しいレッスンを手ほどきして欲しいと思ってますw
すみません、匿名になっているのはすべて僕です!失礼しました~
更新ありがとうございます。
前半の爆発度は見事でしたね。
昨シーズンの課題であった中盤の守備もヴェレトゥが解決してくれそうな内容でした。
一方プレッシングをかわされた時、一気に裏を取られてしまうのは光景だったのは気になりました。
最終ラインがハメられた時も繋ぐ意識が強すぎるのも少しどうかなと。
次節は士気が高まっているボローニャ、油断できませんね。
おっしゃる通り中盤で奪われた時の多くが、北川アナ風に言うと相手のポジティブトランジションなのが気になります。中盤は後ろから追いかけ最終ラインはずるずると下がるので、速度が高い状態かつ選択肢が多い状態で攻められてしまっていますよね。
潰し屋のピースがまだ埋まっていないように感じます。
ウキウキの前半終了時、でもこれで終わるわけないだろうなぁと思ってたら本当に追いつかれそうな勢いにまでなってヒヤヒヤものでした。
サッスオーロペースになってきたところで突き放すゴールが決まって流れを断ち切れたらもっと安心して見れたのですが、オリンピコ最大の守護神ゴールポストがいらないシーンで働いてくれやがって…
また、失点に直接繋がったわけではないですが、パウ・ロペスのパスミス未遂からのピンチが2,3回はあったのは特筆するべきミスだと思います。
パウ・ロペスのミスによる失点はシーズン通すと少なくとも2~3回はあると覚悟してますが、それ以上に後ろからのつなぎによる得点機会が多いという、マクロ視点に立った上での判断なんだと思っています。
後半はジェコかパストーレのどちらかのヘッドは決めて欲しかったですね~どフリーでしたからw