續・墓を暴く

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ロマニスタ言うところのハズレ回がこれ。まあいいんだ。ローマ速報は理解されないことにも、無視されることにも慣れてる。

だいたいこの時期になると、毎年決まって「死にたい」とか「消えたい」とか書いている。花粉症レベルの安っぽい死の概念と言える。そんな如月は、元よりひどくモラトリアムをこじらせていて、この退廃的な感じは、そう、いつか観た土曜ワイド劇場の再放送で、若き日の森本レオの、人妻との情事の後の無責任な睦言のようじゃないか。そのセピア色の気だるさが怠惰なモラトリアムであって、もうひとつ言えば、人生で一度も風俗に行かなかったので、真の意味で、堕落を、知らずに大人になったのもこのデカダンスに拍車をかけた。

こうなってくると、寿命よりも先に人生が終わるような、半ば自暴自棄(やけくそ)な心持ちになり、もういいやってあきらめた途端、エロい気持ちとか多少芽生えてきたのはチョーウケる。竹達彩奈の太もも、竹達彩奈の吐息、竹達彩奈の水着、さらには全盛期の平野綾が放つ「はぁ?パンチラ?別にオタクにパンチラ見せてシングル売れるなら幾らでも見せますけど?というか、そのくらいの覚悟・・・あ、違うか。こんなの見せるだけだから覚悟なんて必要ないもんね。ただの才能か。パンツ見せることなんて気にならない才能、あんたたちないんだ。じゃせめて演技しなきゃね。声優なんだからそれくらいヨユーでしょ」的な無敵感、キテる感、もしくは内田真礼の話す弟のエピソードはすべて彼氏感など、どれもヤッベー(紙ウサギロペぽく読んで下さい)。なのに、それらを帳消しにするような、不意に訪れる脳内の諏訪部順一の説教でまた萎えていた。
俺の脳内はどうなってるのだろうか。まさに恋のサイケデリック。そうさ、俺はイカレテル。しかし、君たちイケてるロマニスタ諸氏は、俺の心情なんか既にお見通しに違いない。つまり逆マジックミラー号ってワケ。かつて英国のロックバンド、ザ・フーは「俺は何マイルの先の先まで見えるんだぞぉ」と歌い、また俳優のピーター・フォンダはLSDでぶっ飛んで「俺は死のなんたるかを知ってるぞぉ」とジョン・レノンに嘯いた。みなさんからするともう俺なんてペラペラ、背中まで透けてるに違いないね。
そんな事を考えていると、冷たい空から5万マイルの場所に浮遊している天女が、羽衣を垂らして戯れているのが見えた。地上では、信濃川の成仏できぬ餓鬼の類いが、その羽衣にしがみつき、天上を目指す姿が実に醜く、俺はそれで少し我にかえったというか、寒気で目が覚めたんだ。
起き上がると、夕暮れの防波堤は、寝転がるには少し肌寒かった。昼のうちにアスファルトが吸い込んだ太陽の輻射熱はとっくに消えていた。そして、先ほど寝ていた頭の位置に、三ツ矢サイダーの瓶がまたしても置いてあった。これで3日連続だ。俺が学校をサボって、この特等席で寝る度に、誰かが頭の上にサイダーを置いていく。誰かのかわいい悪戯に違いないが、栓抜きもないのにどうやってこれを飲めばいいのか考えると、憤懣やる方ない如月なのであった。

そうこうしていると、仕事帰りのユキさん(自称元スタジアム級バンドの売れっ子ボーカル、現在は地元の写真館勤務)が通りかかった。
「♪はしーるーくもーのーかげをー飛び越えるわぁー」「ユキさん」「あ、如月くん」「自転車ぼくが押しますよ」「ありがとう。わたし、おばちゃんだからね。もう体力なくて」「そんな・・・」「なによ、否定するときはキチンと否定なさい」「はい、すいません」「冗談よ」「でもなんで自転車乗らずに押してるんですか?」「だって歌いたいじゃない」「乗ってたって歌えますよ」「歌えるけど、それだとなんか感じが違うのよ」「そんなものですかね?」「そうよ。自転車だとBPM108くらい」「徒歩だと?」「徒歩は変拍子」「BPM関係ない」「大人はそんなものなのよ。徒歩は変拍子、恋は水色、恋はサイケデリックなの」「まあいいですけど」「如月くんってなんかドライだよね」「そうですかね?」「そうよ、まるでスモーリングのドライローンくらいドライね」「は?なんですか?スモーリング?」「ううん、忘れて。ところで如月くんって何度も同じ夢見るでしょ」「ええ」「先に忠告しておくわ。そのうちのひとつは夢じゃなくて現実よ。そして、そのうちのひとつに出てくる人物は、如月くんに必ず大きな嘘をつくの」「なんでです?」「理由?それを聞いてどうするの?知ったところでどうにもならないのに」「では、どんな嘘をつくんですか?」「とても酷い嘘よ。この世のあらゆる害悪と憎悪を一滴ずつ丁寧に抽出したような嘘をつくわ」「なんで、ユキさんはそれを教えてくれたのですか?」「あなたを愛しているから」「・・・それが酷い嘘なんですね」

ところでいよいよローマの試合もなく、それに慣れるでもなく、ただ毎日がつまらない。寿命より先にぼくが消えてしまいそうだ。まあ、ローマの試合あってもぼくの生活なんでつまらんのかもしらんね。

ということでカピタンに癒しを求めたい。やはりさすがのトッティも自宅待機らしい。

毎日をとのように過ごしていますか?典型的なフランチェスコ・トッティの1日は?

トッティ「1日はとても長い。でも慌ただしいよ。子供たちと一緒に遊んで、楽しませようおと思うし、スポーツとか料理とかしたりさ。いまはそうやって過ごすしかないね」

あなたはキャリアのなかで多くのポジティブな瞬間を体験しましたね。

トッティ「最も素晴らしいのは、スクデット、そしてワールドカップ優勝だ。特にワールドカップは怪我をしていて、本当に難しい状況ではあったけど、絶対にプレーしたいという決心からどうにか成し遂げる事がてきた」

この未曾有の恐怖の瞬間に、あなたの恐怖に打ち勝った話を教えて頂けますか?

トッティ「最大の恐怖は、やはり俺の人生そのものだったサッカーを止めたときだろうな。幸い家族、友人、子供たちがいてくれたから、新しい一歩を踏み出せたんだよ」

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