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熊谷紗希、ASローマ・フェンミニーレに加入!

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南萌華に次いで日本人女性サッカー選手がフェンミニーレにやってきた。新しいチームメイトの名前は熊谷紗希。ぼくたち日本人には、2011年のワールドカップ制覇メンバーとしておなじみの彼女が来季からジャッロロッシのユニフォームを身に纏う。

オリンピックリヨン・フェミナンで女子チャンピオンズリーグを5回勝ち取り、昨シーズンまでドイツのバイエルンミュンヘンでプレーしてリーグ優勝を果たした熊谷は、英ガーディアンが選ぶ2022年女子サッカー選手ベスト100に選出されるほどの人気選手。今年開催の女子ワールドカップでは、なでしこジャパンの一員として、キャプテンマークを巻くことが決まっている。

女子チーム強化部長のベティ・パパニョーリさんは新たな日本人選手の到着を喜んでいる。

「サキをチームの一員に迎えることができてとても嬉しいわ。なんといっても日本代表のカピターノとして、歴史を作ってきた選手なのですから」

32歳の彼女にクラブが期待するのはプレーと若手の育成だ。

「私たちローマは今後の計画に彼女の資質を活かしたいと思っています。彼女はスポーツに関わる全ての女性の規範となる存在で、私たちの育成の道筋に重要な貢献をしてくれることを期待しています」

熊谷も短い声明を発表している。

「早くプレーするのが待ち遠しいですね。ローマが私を信頼してくれたことに感謝すると共に、その信頼に報いる仕事をしたいと思っています。チームの期待に応えられるように、そしてローマの為に歴史を作りたいです」

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