夏のブルーズ

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毎年懲りずに書いているような気もしないこともないけど夏が嫌いです。
嫌いというか死にたくなる。10年くらい前は、死にたいと書くと、コメント欄で真剣に怒ったり、止めようとしてくれた人がいたものだけれども、あれは失ってから気がつく平成の良い雰囲気だったのだろう。ドラマ『電車男』同様10年前でなければ成立しないエピソードだったのだ。

10代の若者が感じる「死にたい」という感性は、透明度が高く、度々文学的なテーマとなり得るが、40も過ぎた自分が死にたいと書くのは、これは塩谷瞬の二股の相手が園山真希絵と富永愛くらい第三者が持て余すのは理解している。なので放っておいて下さいな。

しかしまあなぜ夏になるとこうも死にたくなるのだろうか。夏に楽しい思い出が・・・ないわけでもないけど、友達たちと車で海沿いを走って、サンルーフから身を乗り出して、後続の車の女の子に「俺と付き合ってくれ!」「え~聞こえないよぉ!(*聞こえてる)」みたいな記憶もあるにはあるけれど、どちらかと言うと、人生で女の子に振られたのが全部夏だったというのも要因として大きい。

振られた後、ひたすら退屈で暑いだけのアディショナルタイム的な夏休みに、内省的に己を見つめ直すしかなかった。そこを忸怩たる思いで日々自分の振舞いや会話などを反芻して過ごしているうちに、「あれ?もしかしてこの夏休みってループするんじゃね?」と錯覚を起こすんだけど、結局当たり前に新学期はやってきた。その絶望感が死の正体である。

結局、夏休み楽しかったよね~なんて美しい思い出はぼくにはない。締め切った狭い部屋で、熱された空気を扇風機で循環させながら、キングクリムゾンの『太陽と戦慄』を聴いていた思い出だけがリアルだった。

そうやって、インドアな10代がシャンパンの泡のように蒸発した結果、未だに夏の星座のひとつも分からずにいる。また来年調べればいいやとか、プラネタリュウムにでも行きゃ判るだろうって思いながら何年も経っていた。知ってたかい?ベガやアルタイルの輝く夏は、ぼくたちの人生でせいぜいあと5、60回しかしかやってこないんだぜ。

そんなんで夏にはとてもU2な如月ですが、マジで13歳~18歳くらいまではクソみたいな夏をふてくされながら過ごしていて、今は毎年メルカートに憂いてる。誰くるのかね。

という持ち前の斜に構えた心持ちで過ごす中、サイコパスな猟奇殺人犯が「これは神の啓示なのだ」みたいな理由で人を殺して、死体を壁に貼りつけたり、ストーカーが声優の事務所に「ぼくたちは愛し合ってる」などと3万回メールを送ったりする気持ちと全く同じ理由で、ローマ女子チームの右サイドバック(しかも控え)、ビッツァーちゃんに捧げる夏のプレイリストを作成しました。この愛は本物だ。

夏を意識していたらブラジル音楽多くなっちゃった。

新監督がポルトガル人なので、ポルトガル語で歌われているブラジル音楽でちょっと気分を盛り上げつつ夏を過ごしたいところ。ということでプレイリストを聞きながら読んでもらえるととても良いです。

さてローマの情報を幾つか。

●元ローマのサイドバックで、引退後はレンタル移籍の子供たちのメンタルケアをしていたイタリアン小里誠でお馴染みのフェデリコ・バルザレッティでしたが、ペトラーキSD到着により、スカウティングシステムの刷新が行われて、今月末で契約終了となっています。しかし、SPALから「ぜひともうちでユースセクターを見てもらえないか」と声が掛かっていて、おそらくはエミリア行きが決まるのではないでしょうか?

●ローマ夏の恒例行事となっていたICCですが、ご存知の通りヨーロッパリーグの予選があるので出場辞退となっています。代わりに参加するのはフィオレンティーナ。同じリーグ、同じアメリカ資本のクラブにアッサリ置き換えられるのがこれほど屈辱だとはぼくは知りませんでした。とても悔しいし「じゃあ来年こそ出ようぜ!」というほどの大会でもなく、とてももやもやしています。

ICCはローマ出場辞退でフィオレンティーナの出場が決まりました。

ヴィオラがどうのこうのではなく、同じリーグの同じアメリカ資本のクラブに置き換えられたことがとても悔しいです。 https://t.co/rNuoMtqODE— ASローマ速報 (@roma_sokuhou) 2019年6月12日

●夏の過密日程とトリゴリアの改修工事で、ピンツォーロのキャンプが決まったローマですが、久しぶりの帰還に市長が大喜びしています。この町にはサッカーチームの隠れ家という伝統があるんだ。みんなでローマカラーを着て町全体でお出迎えするよ、とのこと。

●「あなたごめんなさい私あなたに甘え過ぎていたの。これからは別々の道を歩んで行きたいわ」「いいや、感謝こそすれ、君を恨むなんてとんでもない。むしろありがとうと言わせておくれ。いつでも戻ってきていいんだから・・・ってもうローマと付き合ってるのかーい!」というペトラーキとカイロの安い昼メロですが、現在ペトラーキはミラノにいて、本日カイロ会長と離婚にむけた話し合いがあります。

●サンプドリア入りが噂されるエウゼビオ・ディフランチェスコは、昨日オスティSDとのランチミーティングで、条件的にはローマ時代よりも大幅な減給を受け入れた金銭面の合意に達しています。しかし、ディフランチェスコサイドからは最終的な返事を待って欲しいとのこと。これはフェレーロ会長がサンプドリア売却に動いているからです。

●インテル入りが噂されるエディン・ジェコですが、ローマは金銭的な条件面でまだ納得していません。しかし、休暇中のジェコはインテル入りを示唆する青と黒を配したSNSを投稿しています。そういう意地の貼り方というか、売り言葉に書い言葉みたいな人ではあるけれども、4年いたクラブに対して敬意を欠いてまでやる事じゃない。信頼を築くのは時間が掛かりますが、壊すのは一瞬という好例ですね。

●一昨日、ロサンゼルスFC入りが報じられたダニエレ・デ・ロッシですが、オファーを出しているアルゼンチンの名門、ボカジュニアーズのスポーツディレクター、ブルディッソ兄貴が怒っています。
ブルディッソ「まるで小説のようだな、しかもチープな。なぜボカがフラれたみたいな話が出て来たのか理解できないね。ダニエレとは常に話をしているし、月末まで待ってくれと言われている。ただ、ダニエレの加入はボカに最優先事項ではないね。彼の到着は我々への贈り物さ」

ということで、大々的に報じられた翌日には再び彼の去就は不透明になっています。ダニエレは一昨日までロンドンにいて、おそらくパロッタ会長と会っています。さてどうなるか。

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