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モウリーニョ監督怒鳴る『お前らはセリエCでプレーしろ!』

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もう4,5年このクラブでは冬の失速期を迎えている。故障者の多発や、内部の揉め事でチームがベストパフォーマンスできない結果、冬に低迷していくのだが、この呪いが今シーズンもクラブに降りかかるのかもしれない。インテル戦を終えた直後のロッカールームで、モウリーニョ監督はチームに怒りをぶつけた。

モウリーニョ監督「私の前から消えてしまえ。さもなければセリエCでプレーしろ!」

これがローマを愛する余り、ふがいない選手に対しての言葉なのか、それとも、これまでビッグタイトルを手にしてきた常勝監督として、そのプライドが傷つけられた自尊心からくる言葉なのかはわからない。このエピソードは、コッパイタリア敗戦直後のサンシーロ23時の出来事だ。

そこにはコーチスタッフ、フィジオセラピスタ、用具係とローマの現場スタッフが全員いた。モウリーニョは選手たちにこう話した。

モウリーニョ監督「なぜ君たちがインテルと対戦して、最初の10分で自滅したのかその理由を知りたい。なぜ君たちがそんなクソみたいなプレーをするのかが知りたい。なぜ2年間もビッグクラブに対して、自分たちの小物ぶりをアピールし続けてきたのかその理由を説明してくれ。いいか?私たちが小物ならば、審判も私たちを小物扱いして笛を吹く。インテルはスーパーチームだ。彼らと対峙して、正しいモチベーションを見つけるどころか、腰が引けてクソみたいなプレーをしたんだ。君たちの最大の欠点は度胸と覚悟の無さだ。そんなにビッグクラブが怖いのか?オーケー、だったら、私の前から今すぐ消えてくれ。そして、最高のスタジアムと究極のプレッシャーの中で戦うカンピオーネたちとは無縁のセリエCに行けばいい!お前らは意気地なしなんだ。それが男として最悪な事だと自覚しろ」

この叱咤が選手たちの目を覚ますことを現地メディアは期待している。東京ではもちろんローマ速報もそれを望んでいる。次はマペイスタジアムのサッスオーロで、そこで3ポイントを手にするのは簡単なミッションではない。また、この試合でイバニェスが負傷。5週間の離脱が予想されていることも付け加えておく。

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