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【セリエA第2節前日会見】モウリーニョ監督「プレーしたい選手もいれば、プレーせずに別のことをしたい選手もいる」

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モウリーニョ監督のローマは公式戦3連勝した。これは2013年、リュディ・ガルシア先生の時代まで遡る。ただし、当時の3勝が全てセリエAだったのに対して、今はまだ第一節を勝利しただけで、開幕ダッシュと呼ぶのは時期尚早だ。本当の連勝とは明日のサレルニターナ戦の勝利を指すだろう。トラブゾンスポル戦後の記者会見で(注:記事は書きましたがタイミング的な理由でボツになりました。note版の方に掲載するかもです)、明日の試合は自身のキャリア999試合目であることが示唆されている。巨匠自身はそこは特に気にしてはいないだろうが、ロマニスタとしては、ここを連勝で繋いで、気持ちよくサッスオーロも勝利して1000試合目をお祝いしたい。

サレルニターナはこれまでとは違う怖さがあります。

モウリーニョ監督「もしかすると、そうだな、彼らは異なるシステムを使って私たちを脅かすかもしれない。カストーリ監督は経験と知識が豊富で、やろうと思えば違う手段を準備できる。そうなった場合はローマにとっても異なる試合になるはずだ。例えば、彼らがもしも5バックで来るならば、私たちにとっては初めて戦う5バックチームとなる。フィオレンティーナもトラブゾンスポルも4バックだった。プレーの方法が変わるだろう。しかし、私たちはサレルニターナのような昇格チームでも、インテルのような王者であっても関係ない。常に勝つために戦うからだ。故に試合では常に攻撃のソリューションを見つけ出す必要がある。それに、そもそも彼らは良いチームで、守備に長けている。どちらにしてもタフな試合になるのは間違いない」

クリスティアーノ・ロナウドの決断についてはどのようにお考えでしょうか?また、それがスクデットレースにどのような影響を及ぼすと思いますか?

モウリーニョ監督「ユヴェントス、クリスティアーノ・ロナウド、マンチェスターユナイテッドの3者が幸せならばそれで良い。ロナウドは20年プレーして、得点して、勝利してきた。彼を説明するのにそれ以上の言葉はいらないと思うね。スクデットについては私ではなく、シモーネ・インザーギに訊くべきだな」

移籍候補には(出場機会のない)ボルハ・マジョラルも含まれます。彼に期待していますか?

モウリーニョ監督「彼に期待している。ローマには3人のストライカーが必要だ。シーズンを通して2人でやりくりするのは厳しい。2人のストライカーを同時起用したいと考えることもあるはずだ。木曜日にカンファレンスリーグの試合を終えて、日曜日にはアウェーゲームで移動しなければならないことを考えるならば、3人必要になってくる。ボルハは素晴らしい選手だ。昨シーズンやってきて、イタリアに上手く適応してゴールを決めてきた。彼は一生懸命に働き、好青年でプロ意識も高い。彼の移籍は望んでいない」

ボルハ・マジョラル「ぼくは新時代のストライカー」|如月たくみ ASローマ速報~ROMANISMO
まえがき あまり知られていないが、ボルハ・マジョラルは糖尿病を患っている。本人は病気をオープンにしていて、2020年には同じく糖尿病を患っている現ヴィッセル神戸のセルジ・サンペールと2人でインスタライブ配信をしている。 サンペール「12歳の頃、バルサの下部組織でプレーしていたんだけど、試合の途中で糖分補給の...

*note版ローマ速報の記事になります。古い記事なので、金額の見直しと無料購読スペースを拡張しています。

今、同時起用という言葉が出ましたが、それは442への変更を視野に入れているということでしょうか?もしくは、ワイドプレイヤーをフォワードとして使うという意味でしょうか?

モウリーニョ監督「必要に応じて変えることができるという意味だ。ローマは昨シーズン3バックでも戦っている。つまり、3バックのシステムも知っているし、現在のようなプレーも可能だ。今日(こんにち)のサッカー界では、ビルドアップやチャンスメイクをひとつの手法に絞るのは難しい。より柔軟性が必要だ。選手たちが様々なシステム、役割でプレーできるような戦術的な文化を作ることが重要だ」

余剰人員の整理についてコメントしていただけますか?

モウリーニョ監督「簡単にコメントできる状況ではない。彼らは様々な考えを持っていて、様々な考え、視点から意見する間が周囲にいる。例えばペドロに関して言えば、彼はプレーをしたいと願っていた。だからこそ、ラツィオへ移籍したとしても、その考えを尊重したい。つまり、彼のプロフェッショナリズム「プレーしたい、そのために現状を解決する必要がある」このアプローチを尊重する必要がある。そうあって欲しいとクラブは願っている。特に補強をしなければならないクラブの場合は特に。クラブがトップチームのメンバーを決定して、それについて異なる解決を考える選手がいれば、そこに様々な力学が関わることになる。中には本当にプレーしたい選手もいれば、プレーせずに別のことをしたい選手もいる。そうなると結果的に全てが複雑になってしまうんだ。しかしだ、結果的には誰もが自分が必要だと感じたこと自由にすればいい。クラブと私自身が自分たちの望む決断をするようにね」

<了>

この最後の人員整理の話の詳細はこちらの記事を読んでください。なんとなくローマの闇が判ると思います。

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