ヘンリク・ミキタリアンがローマを去った。アルメニアの魔法使い、ヘンリク・ポッター、ジミ・ヘンリクス···これらは、ローマメディアが過去につけたミキのニックネームの一部だ。ミラノでは、これほどバラエティに富んだ2つ名を彼は頂戴しないだろう。ロマニスタたちは、3シーズンで公式戦117出場、28ゴールを決め、その間ほとんど怪我をせず、コンディションも落ちず、様々なポジションをハイレベルでこなしたアルメニアの魔法使いをロマニスタは忘れない。狼は恩を忘れないのだ。これまでの貢献に大きな感謝を!
ミキから、ぼくたちへのメッセージを紹介しよう。
親愛なるロマニスタたちへ
ローマは本当に特別なクラブだ。最初にここに来た日から、最後のカンファレンス決勝まで、いや、それ以上にみんなは俺をサポートしてくれた。それを俺はいつでも誇りに思うよ。
このユニフォームに袖を通したとき、俺はひとつの目標を掲げた。このクラブにタイトルを持ち帰ろうと。それがティアラの決勝で果たされたと感じたんだ。この勝利は、俺がローマを去る最良のタイミングなんだ。
だから今がさよならを言う時だ。
クラブで働く全ての人たちに、この数年で築き上げた特別な絆に感謝したい。とりわけジョゼ・モウリーニョ監督には、俺を信頼して、期待し続け、大きなモチベーションを与えてくれたことに心から感謝している。
俺はピッチの内外でローマに全てを捧げた。ここでプレーしたのは名誉であり、共に過ごした素晴らしい時間は永遠に色褪せないだろう。このクラブと、永遠の都ローマは常に俺の心にある。
みんな愛してるよ。グラッツェローマ!
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