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ベナティア「ローマとユヴェントスを誇りに思う」

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ベナティアはサバティーニSDの審美眼を証明するような補強だった。2013年、ガルシア先生のチームで33試合に出場、カスタンとの鉄壁の守備を構築した。あまり評価はされていないが、シーズン5ゴールの得点力も魅力だった。
しかし、末永く中心選手として活躍すると思われた翌シーズンにバイエルンに移籍。その後、ユヴェントスの一員としてイタリアに戻り、ローマ戦で持ち前の得点力を披露したばかりか、挑発的ともとられるマシンガンパフォーマンスを見せた事で、ロマニスタ(というか如月)の心象を悪いものにした。
あの売却が、クラブの財政的な判断だったのは今となっては理解できる。1350万ユーロでウディネーゼから購入したディフェンダーに3000万ユーロの値札がついたとあれば売るしかない。メルカートの旨みを覚えたローマは、高値がつけばトップスコアラーでも守護神でも売ってしまうようになった。本日のローマ速報は、現在のコロナ渦、そしてローマについて語るベナティアのインタビューをお届けしたい。

現在のヨーロッパはコロナに脅かされています

ベナティア「俺には4人のガキがいるし、両親も祖母とも離れて暮らしているからとても怖いよ。先日、マルセイユの会長だったディウフさんがコロナで亡くなった。パリでは多くの感染者が出ていて、ユーヴェ時代の仲間たちも暮らしている」

カタールでは、コロナに対してどのような対策が採られたのでしょう?

ベナティア「イタリアとは違い、カタールはすぐに国境を封鎖したね。だから感染は限られたものになった」

多くの選手がサラリーカットを受け入れました。

ベナティア「数ヶ月の金を諦めても人生は変わらずハッピーなのさ。それよりも、映画スター、政治家、その他の富裕層に同じ寛大さを見たいね」

ユヴェントスはその先駆けでした。

ベナティア「別に驚きはないね。ユーヴェは本物のチャンピオンで家族なのだから。ローマも慈善活動をしているよな。どちらも俺の誇りだよ」

あなたがローマを離れて長い時間が経ちました。

ベナティア「そうだな。それに俺はローマで1シーズンしかプレーしてない。しかし、あの頃のローマは最高で、俺の心に残り続けるだろうな。加入して半年くらい経って「俺はもうここからでていかないぞ」って周囲に言ったものさ。トリゴリアでキャリアを終えるんだろうなって思っていた。しかし、実際にはバイエルンに行くことになったが」

今のローマについてどう感じていますか?

ベナティア「まずは、ロマニスタに相応しいチームを作って欲しい。ローマは毎シーズン、スクデットやチャンピオンズリーグを戦う力も持っている。それは尽きることの無いファンの情熱があるからだ。少なくとも俺はこれまでロマニスティのような情熱的なファンにはお目に掛かったことはないね。スポーツディレクターたちが素晴らしいチームを作ったら、もう選手は売却しないで欲しい。いいかい?学ぶんだよ。ユヴェントスやレアルマドリー、バルセロナからね。ローマはそれらのクラブと戦う宿命にある。だから、ティフォージが誇りに思うチームを作って欲しいんだ」

それを実現する為のレシピはありますか?

ベナティア「ウディネーゼでプレーして、3回ヨーロッパの大会の出場権を得た。ポッツォ会長は俺をフリウリに連れてきた。アレクシス・サンチェス、サパタ、ハンダノヴィッチ、みんな無名の選手だったが、彼らを売却しながらクラブを強化した。ユヴェントスも堅実なプランを持っていた。ポグバをただで手に入れて、契約の切れるバルザーリやボヌッチを安値で獲得した。なぜローマにそれが出来ないのだろう?ローマはこの7年で、俺以外にも、アリソン、サラー、ナインゴラン、ピャニッチ、マルキーニョ、オズヴァルド、ラメラを売却した。これはいくらなんでも多すぎる。仮に彼らを保持出来ていれば、ローマは何かを達成したかもしれない。つまり、このクラブの問題は経営にあるのだろう」

もしも生活が元に戻ったらなにをしますか?

ベナティア「ヘアサロン!そして、家族や親友と素敵なバカンスの計画を立てるさ」

〈了〉

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