AS Roma | Saturday, 23. January 2021 | Spezia Calcio |
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4:3
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goals | |
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1 : 0 | Borja Mayoral 17. (Lorenzo Pellegrini) |
1 : 1 | Roberto Piccoli 24. |
2 : 1 | Borja Mayoral 52. (Jordan Veretout) |
3 : 1 | Rick Karsdorp 55. (Leonardo Spinazzola) |
3 : 2 | Diego Farias 59. (Andrey Galabinov) |
3 : 3 | Daniele Verde 90. (Diego Farias) |
4 : 3 | Lorenzo Pellegrini 90. (Bruno Peres) |
ゴールが決まった瞬間、いつぞやのバルセロナ戦の逆転勝利の朝ぶりに泣いてしまいました。きっと引き分けだと諦めていたからビックリしてしまったんですね。まだまだロマニスタとして修業が足りません。
ご存じない方の為に説明しておくと、コッパ・イタリアを落としたせいで、チームマネージャーが解任されると、ジェコとペッレグリーニを中心とした選手たちが猛抗議。これが一部の選手の練習ボイコットに繋がりました。フォンセカ監督は懲罰的な意味合いで、ジェコをはじめとした数名の選手の召集を止めて、このスペツィア戦に臨みました。
ただでさえ、ペドロとミキタリアンという絶対的な中心選手を欠く中で、これはチームの手綱を握るためにフォンセカ監督の意地でもありました。さらに言うと、この試合に負けた場合、ベンチを追われる可能性がありました。本来監督の1番の味方であるスポーツディレクターはローマにいません。孤独な戦いに違いありません。ダービーとコッパ・イタリアの敗戦はそれほどシリアスな状況を作り出していたのです。
試合前にスモーリングは「俺たちは家族だ」と言いました。その結果がこの勝利です。戦術とか、難しいことはもうちょっと何も思いつきません。そういう観点で試合を観ていなかったのですいません。勝利はしましたが、守備は相当問題で、おそらくフリードキンズ(本日は会長の代わりに長男がいましたが)を納得させたとは言い難い。でもそんなの今日はもうどうでもよくないですか?守備に改善の余地が大ありだとしても、大外からのワンタッチで展開するこのスタイルをここまで徹底して看板にしてしまったチームは他にないと思います。どの相手もこのローマの高速カウンターを初動で防ぐために中盤に厚みを出したりしていますが、短所を改善するならいっそうのこと長所を磨いた方がいいような気はしていますね。あとペッレグリーニは超絶良いですね。これまで上手いけど一人で試合を変えられる選手じゃなかったと思っていましたが、今夜は完全に勝利をクルヴァスッドに手繰り寄せてくれた。
逆転した瞬間と、試合が終わった瞬間にモンテ・マリオから大歓声が聞こえました。もしかしたらスタジアムの外からの声かもしれないし、選手たちの声かもしれない。それが一番心が震えたかも。だって、確かにフォンセカのチームはそこにいたのです。
試合後、イタリアーノ監督はフォンセカに賛辞を送りました。
イタリアーノ監督「フォンセカさんはトップレベルの監督だと思う。チームはいつだって浮き沈みする可能性があるんだ。ローマは良いスタートを切ったが、最近は調子を落としていた。しかし良い選手たちがいれば、それを跳ね返すことができる。フォンセカさんのベストを願うよ」
ここからやりなおそう。つまらん夜はもうやめだ!
首にATフィールドみたいなの貼ってたマジョラル。
実はここ一番というときにギアを上げることのできるBペレス。
まるでスクデットかビッグイヤーを獲得したみたいに大はしゃぎする選手たち。
コメント
3-1でクローズしてけろ