先日のコッパイタリアでローマから先制点を奪ったレッチェのカラブレージ。彼ががローマのプリマヴェーラ出身なのは知る人ぞ知るエピソードですが、この試合でゴールを決めた後、チームメイトの祝福を固辞する姿に、ぼくはひとりで心打たれていました。まだローマが彼の心にあるのが判ったからです。試合後、カラブレージは自身のSNSでその時の心境をこのように綴りました。
カラブレージ「喜び、憂い、痛み、愛、思い出、声援、歌声…このクルヴァスッドの下で何度それを夢見ただろうか!今日ぼくは誰もいないクルヴァでその夢を叶えた。この夜を与えてくれたレッチェに感謝しています。さあ、日曜日の試合に向かおう!」
実はカラブレージは当時有望視されてはいたものの、トップで公式デビューはなく、2014年のリヴァプールとの親善試合でアシュリー・コールに替わって出場した1度が彼にとってのデビューでした。その後、レンタルでいくつものクラブを渡り歩き2018年にボローニャに完全移籍します。現在25歳になったカラブレージ。どんな色のユニフォームを着ていても変わらずに応援しています。
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