4月にローマがASSIEMEというチャリティユニフォームを販売したことを覚えていますか?このユニフォームの売上が全て人道的支援に使用できるようにあらゆる企業が団結しました。
カルヴォ取締役「Roma Cares(ローマの運営する慈善団体)とローマを代表して、ユニフォームを購入することで募金活動に参加してくれたファンに感謝したい。彼らのアクションは素晴らしく、私たちローマの意図を汲んだものだった。また、この企画に賛同してくれたパートナーにもお礼を言わせて頂きたい。カタール航空は、胸スポンサーのロゴをASSIEMEに変えることを快諾してくれて、ナイキからはユニフォームを提供して頂いた。そして、EコマースパートナーであるEPIマーチャンダイジングにも感謝したい。現在の人手不足の状況で、これらの注文、発送に対応するだけでなく、彼らが受け取る手数料を放棄して、収益全てを新型コロナウイルスの為にRoma Caresで管理できるようにしてくれたんだ」
そして、この収益を使いローマは新たなアクションを起こしました。政府が定めたフェイズ2(規制の段階的解除)の初日、5月4日に、Roma Caresはマジックロマー号で市内の駅やバス停に赴きマスクを配布しました。また、医療従事者に、マスク4000枚、ラテックス手袋4000セット、ジェル消毒液8000本を寄付しています。このマスクは30回ほど洗って再利用が可能となっており、今後も同様の活動を行い、全部で41000枚のマスクを配布する予定です。
発進するマジックロマー号
ローマは長い時間をかけて大きな組織に変化しましたが、こうして自分たちの街を守ろうというルーツを忘れない行為は、直接的に行動できない海外のロマニスタからすれば頼もしく映ります。
前回の更新でお伝えしましたが、今週からトリゴリアに選手が戻ります。20クラブがセリエA早期終了を承認した現在、再開への道は狭まりつつありますが、施設で安全に仕事を続けて準備して欲しい。
現バレンシアのフロレンツィはこう言います。「自宅のトレーニングではエアロバイクがメインだからもうずっと漕ぎ続けてるよ。ツール・ド・フランスに出られるね(笑)」
ところで、この中断を生かして、ジャスティン・クライフェルトがユーチューバーデビューしました。
クライフェルト「なぜYouTubeチャンネルを開設したか?簡単さ。おいらは小さな子供に刺激を与えたいんだよ。おいらのメッセージが子供たちに届くといいな。そしていつか、彼らがたくさん凄い選手になってチームに来てくれたら最高さ!」
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