試合後のDAZNのマイク
ダービーの後の中断期間を経て、ローマはマラッシでも安定した戦いを見せました。
モウリーニョ監督「難しい試合だった。とにかくマラッシは難しいスタジアムだし、ジャンパオロのチームはいつでも彼の哲学を持って組織される。ローマではダービーに勝てば天国、負ければ地獄という文化がある。しかし、今日の私たちは地に足をつけて戦うことができただろう。難しいことだが、勝点3を得るという最も困難なミッションをやってのけたのだ。後半も私たちは正しいアティチュードで入ることができた。それだけに追加点を取ろうという野心が欠けていたのは残念だ。試合をコントロールできていただけにあと1点でクローズできたはずだからな」
あなたにとってマラッシで初勝利ですか?
モウリーニョ監督「そうじゃなかったかな?。こういうチームはどのリーグでもひとつはあるんだよ。英国ではニューカッスル、イタリアではサンプドリアがそうだ」
クリスタンテの話をしましょう。私にとって彼は試合を変えることのできる選手です。
モウリーニョ監督「そうだろう。チーロ(質問者はチーロ・フェラーラ)、君はコメンテータであり、監督でもあるのだからね。コメンテータ1本の人物とは見方が違うよ。ウケるよな。コメンテータによると私はクリスタンテが嫌いで、次の夏に売りに出されるというのさ。さあもうこのくらいにしてイタリアダービーでも観ようじゃないか」
一緒に来ますか?
モウリーニョ監督「ノー!これからローマに戻らないといけないんだ(笑)」
もう一人紙面を賑わせているのはミキタリアンです。彼も放出候補なのでしょうか?
モウリーニョ監督「彼は素晴らしいシーズンを過ごしている。私は残留を望んでいるし、クラブもピントGMも同様だ。ライオラ代理も彼の幸せを最優先に考えている。だからミキが残りたければ、ライオラもそれを願うはずだ」
カンファレンスリーグで再びボデと対戦します。
モウリーニョ監督「まず感じたのは、決勝トーナメントに進出すれば誰だって勝利の可能性を感じるということだ。まずボデ勝ち進んできたということ。そして、彼らが私たちにとって歴史的な、ローマにとっては悪い意味だがね――これらを理由にリスペクトする必要がある。私たちにとって難しい試合になるが、すべてを出し切る必要があるだろう」
ミキタリアン「勝利が重要だった。中断明けの試合はいつでも難しくて後半には少し苦戦してしまった。後悔があるとすればユヴェントス戦だけだが、いまさら後ろを振り返っても意味はないな。前を向いていくべきだ」
ピントGMは契約延長のために代理人のいるモンテカルロに飛ぶ予定だ。ミキは昨シーズン、同じマラッシのジェノア戦でトリプレッタを決めて、この試合でもローマを5位に戻す値千金のゴールを決めている。充実のシーズンを過ごしているミキタリアンだが、フォーメーションに苦しみ、ロシアのFCクラスダノールからの大型オファーが舞い込むなど、彼の去就は常に揺れていた。
しかし、今ではすべてが好転した。
新しいフォーメーション3-4-2-1で彼は自在に魔法の杖を振り、マンチェスター時代に確執のあったモウリーニョ監督との関係も良好だ。そこに加えて、ロシアがウクライナに侵攻したことでクラスダノールのアイデアはとん挫したようだ。今や誰もがミキタリアンの残留を望んでいるのである。
エイブラハムも自身の去就についてコメントしています。
エイブラハム「他のクラブからの関心を知るのは気分が良いよ。それは自分が正しいことをしてきたとい意味だからね。新聞がぼくの名前で賑わうのは良い気分だよ。だけど、俺はローマに集中してるんだ。その先は誰にも分からない。もちろん俺はイングランドで育ったロンドンっ子だから、いつかはプレミアに復帰するかもしれないよ。でも今はローマについてだけ考えている。ここでベストを尽くし、長年失われていたトロフィーをこのメンバーで勝ち取りたいと思っているんだ」
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