AS Roma | Monday, 22. May 2023 17:30 Clock |
US Salernitana 1919 |
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2:2
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goals | |
0 : 1 | Antonio Candreva 12. / right-footed shot (Lassana Coulibaly) |
1 : 1 | Stephan El Shaarawy 47. / left-footed shot |
1 : 2 | Boulaye Dia 54. / left-footed shot (Krzysztof Piątek) |
2 : 2 | Nemanja Matić 83. / right-footed shot |
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前半12分、ロングフィードを右足ダイレクトでカンドレーヴァが決めると、ホームで追いかける展開となったローマ。前半アディショナルタイムに追いつくが、後半早々すぐに引き離されてしまう。マティッチのゴールで追いついたものの、試合はそのまま動かず、カンピオナートでは6戦未勝利の痛い引き分けとなった。
この6戦未勝利がローマから奪ったのは、4位フィニッシュの目標かもしれないが、その間回復に努めた選手たちが6月1日のヨーロッパリーグ決勝に向けて復帰し始めているのは朗報だ。それでは監督の試合後のコメントをお届けしたい。
ローマ前半強度を欠きましたが、後半は修正もあり2-2で終えることができました。この引き分けから何を得たのでしょうか?
モウリーニョ監督「あなたの言う通り、前半は強度とプレーへの意欲を欠いていた。集中力の欠如も散見したな。これは私のせいかもしれない。というのも疲れている選手が多くいて、様々な変更を強いられる状況だ。このマネジメントは簡単ではない。一方で、サレルニターナにとってはチャンピオンズリーグの決勝を戦ったようなものだった。パイレット主審はいつも通り良いレフェリングをしたと思う。彼はいつも通り、自分の仕事をしっかりやったよ。まあ、望んでいた結果ではなかったが、それが現実で、有難いことにまたカンピオナートは2試合を残している。もちろんEL決勝の方がはるかに大事だが、まだ2戦戦える」
ユヴェントスの10ポイントはく奪を知った今、この引き分けは大きなチャンスを逃したと感じませんか?
モウリーニョ監督「あと2試合しかない状況でこのような裁定はユヴェントスにとっても、私からしても嘘みたいな話だ。CL出場圏内から外れ、また戻り、そして再び外れた。これがモンツァ戦、ボローニャ戦前に判っていればカンピオナートへの取り組みは少し違っていただろう。ユヴェントスに勝ち点が戻り、私たちにとって、ヨーロッパリーグ制覇が来季のチャンピオンズリーグ出場の最大のチャンスになったからこそ、ローマは今のような戦い方をしているのだから」
ディバラのコンディションは・・・
モウリーニョ監督「悪い」
10日後の決勝に戻ってきますか?
モウリーニョ監督「答えは『わからない』だ」
楽観的でしょうか?
モウリーニョ監督「ノー」
その他の選手たちのコンディションはどうでしょう?
モウリーニョ監督「スモーリング、エルシャーラウィは90分プレーした。ワイナルドゥムはフル出場ではないが十分プレーした。カマラは故障か疲労かはまだわからない。チェリクは回復していて問題ないだろう。スピナッツォーラは現在経過観察中だ」
今から13年前、あなたはインテルを率いてチャンピオンズリーグを制覇しました。今のインテルはシティを倒すことができるでしょうか?
モウリーニョ監督「13年前のタイトルは歴史であり、次は彼らが歴史を作る番だ」
<了>
6月1日のヨーロッパリーグは木曜日の早朝に行われる。日本で暮らすロマニスティにとって、本当に観戦の難しい時間帯ではあるが、この決勝がローマの歴史になる可能性は十分にある。ROMA CLUB TOKYOでは、この決勝の観戦会を企画している。
残念ながら一時募集は終了しているが、二次募集を開始しているので、こちらにエントリーして、一緒にローマを応援して、モウリーニョ体制2年連続のヨーロッパタイトルを勝ち取る瞬間を全員で祝いたいと思っている。
日本中からだけでなく、イタリア、アメリカのロマニスタもこの観戦会に来るようだ。国境を越えて、日本でみんなでローマを応援したい。ここに来れば、勝利の瞬間も、負けた瞬間もぼくたちは一緒だ。
6月1日EL決勝観戦会 二次募集のお知らせ|RCT運営 (note.com)
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