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【モウリーニョ監督コメントあり】コッパイタリア ローマ 1-0 ジェノア

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AS Roma Thursday, 12. January 2023 Genoa CFC
1:0
goals
1 : 0 Paulo Dybala 64.  (Gianluca Mancini)

コッパイタリア ラウンド16のローマはジェノアと対戦した。数シーズン危うい下位低迷を続けて、とうとう今季はセリエBに主戦場を移すことになったジェノアだが、経験豊富な選手は多く、中でもぼくたちロマニスタにとっては、ケヴィン・ストローロマンと再会できることは心からの喜びである。

試合は序盤こそボールを動かして、スペースを突いたジェノアだったが、徐々に個の力の差が見え始めた。ローマを止めるにはファウルしかないという状況から生まれたFKの流れからクンブラの打点の高いヘディング、そして、直後にはペッレグリーニのスルーパスからエイブラハムが抜け出してシュートを打つなど、攻勢を強めていく。守備ではイバニェスが対人の強さを見せていた。

しかし得点が動かずに前半を終えて、HTでペッレグリーニOUT、ディバラIN。元チームメイトのストゥラーロと抱擁を交わしてポジションについた。ジェノアは63分にストローロマン投入、中盤の強度を上げようとしたが、その数十秒後にディバラがドリブルで持ち込んで、相手DFに足を掛けられながら角度のない位置からネットを突き刺した。ディバラのこんなゴールをぼくは何度も観てきた。フェノーメノ(化け物)である。そして、今はローマのユニフォームを着ている頼もしさを感じた。その後、試合は動かず1-0で終了。ローマが次のラウンドに駒を進めた。


ほんとうに久しぶりの試合後のモウリーニョ監督コメント

ローマで幸せですか?

モウリーニョ監督「幸せであろうとなかろうと私はローマでベストを尽くす。それが一番大事だと思っているんだ。長らく公の場で話さなかったのは、単にカンピオナートで2試合出なかったからだ。いまこの場を借りて、あまりみなさんには興味のない話だろうが、ひとつ言わせてほしい。ポルトガルサッカー連盟には心から感謝している。私を代表監督にすることが唯一の選択肢だとまで言ってくれた。私を連れ戻すためなら何でもすると言ってくれた。それが心から嬉しかったんだ。でも今、私はローマにいてベストを尽くしている」

交代時にザニオーロにブーイングが飛びましたが…

モウリーニョ監督「残念な話だ。これは私の功績ではないが、オリンピコは常に完売で、こういったシンパシーは、チームが全力を尽くしたうえで、長い時間をかけて築かれるものだと思っている。だから残念なんだよ。私は幼少期に、ベストを尽くせばそれ以上は必要ないということを学んだ。ザニオーロはベストを尽くしている。私のローマ歴はまだ短いが、それでも誰かは私の言葉に耳を傾けてくれるかもしれない。ベストを尽くした選手にブーイングは必要ない」

<了>

コメント

  1. 未ロマニスタ より:

    ベストを尽くした選手にブーイングは必要ない

    良い言葉ですね…!

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