AS Roma | Friday, 1. September 2023 | AC Milan |
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1:2
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goals | |
0 : 1 | Olivier Giroud 9. / penalty |
0 : 2 | Rafael Leão 48. / bicycle kick (Davide Calabria) |
1 : 2 | Leonardo Spinazzola 90.+3 / right-footed shot (Edoardo Bove) |
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ディバラは太ももの痛みでアウト、ペッレグリーニも事前情報通り、軽い怪我の為にスタメンを外れて、2トップを組むのはベロッティとエルシャーラウィ。控えには昨日加入が発表されたルカクが入った。
primo tempo
試合は開始6分にミランのチャンス、ペナルティエリアでルーベン・ロフタス=チークにルイ・パトリシオの足が掛かりリゴーレ。これをジルーがパトリシオの手の届かない左上に決めた。主審アントニオ・ラプアーノとローマの相性は良くはない。これが失点という形になって表れたように思える。
ミランはサイドから攻撃を展開して、ベロッティに開幕節のような気持ちの良い縦パスが入らない状況。押し上げることもできず、HTの修正まで前半にやれることはもうなかった。さらには30分、アワールが怪我でアウト。ペッレグリーニが緊急出場となる。
secondo tempo
ここまで全く良いところのなかったチェリクが引き続きピッチに立つと、これがさらなる悲劇を生んだ。後半立ち上がり早々に、ラファエル・レオンにバイシクルでゴールを決められて2点差。レオンをマークしていたのはチェリクだが、簡単に入れ替われフィニッシュまで持っていかれた。61分、ローマに反撃の兆し。トモリがベロッティを倒して2枚目のカードで退場で、数的優位が生まれたのだ。ただし、この点差であればミランは攻撃的な選手を下げて、逃げ切りを意識すればよい。バタついている間に得点したいところ。
69分、いよいよルカク投入。チェリクに代えてスピナッツォーラがピッチに入った。その後、ポゼッションして攻めるローマは、後半アディショナルタイム3分にスピナッツォーラのシュートがネットを揺らして1点差に詰め寄るも反撃はここまで。3節終了時点で2敗1分けと完全に開幕ダッシュに失敗してしまった。
総括
正直、ミランとの間に目に見えない実力の壁があったことは事実で、フォーメーションの嚙み合わせも不慮の事故くらいとんでもなく悪かった。なぜチェリクをスタートから使ったかといえば、主な理由はマッチアップするラファエル・レオンを止めるためだろう。クリステンセンではスピードがなく、ザレフスキでは軽すぎるという消去法だ。実際スピナッツォーラが入った後、ザレフスキが右に移動するといきなりレオンに剥がされる場面があったので、この懸念は当たっていた。ローマが本格的にボールを持ち攻撃に転じたのは、ルカクが投入された直後というよりも、レオンがピッチを去った77分以降だ。
ペッレがトップフォームとは程遠く、ディバラもいない。アワールもわからない。だが、この後ナショナルマッチウイークでリーグが中断するので、その間に選手のリカバリーを進めて、17日のエンポリ戦は再びオリンピコなので、ここから良いリスタートを切りたい。
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