ペッレグリーニ主将、2021年を総括する
詳細へ
スポンサーリンク

【パジェッレ】セリエA第8節:ユヴェントス 0-1 ローマ

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

Juventus Sunday, 17. October 2021 AS Roma
1:0
goals
1 : 0 Moise Kean 16. / header  (Rodrigo Bentancur)

・Rui Patricio 6.0

浴びた枠内シュートが2本に対して1失点は若干悔い残る試合ではあったかと思うが、防ぎようがあったかと言われると難しい気もする。むしろBernardeschiのオーバーヘッドを前にこぼした時の方がヒヤリとした。ともあれAbrahamをターゲットにしたロングフィードも的確で安定した活躍だったのではないか。

・Karsdorp 5.5

Chiesaの無効化には貢献できていたが、そこに気を取られ過ぎてより外側の部分にスペースを残してしまった。相変わらず楔のパスが引っ掛かりがちで見ていて歯がゆいシーンが多い。ただ現状右SBは彼しかいないに等しく、毎年課題を克服してもいるので、そこは成長に期待。

・Mancini 6.0

大卒頭脳派DF ChielliniによるPKの前にエリア内への侵入という、何ともらしいプレーを許してしまいセカンドボールをクリアさせてしまった。攻撃面では空中戦での強さを見せチャンスに絡み、守備面においても失点時特別の瑕疵があったとは言えず、むしろ敵の攻撃の要であるChiesaに仕事和殆どさせずDFリーダーとしては十分な活躍であった。

・Ibanez 6.0

Vinaが前線に張る時間帯も多かった為少し守備の責任が大きかったが、それでも基本的には相手に大きなチャンスを作らせなかった。失点時に競り負けたのは残念であったが、それでも多くの場面でM.Keanを目に見える範囲におき自由を与えなかった。

・Vina 6.5

彼にとっては間違いなく現状今シーズンでのベストゲーム。失点時に競り合いで体勢を崩されてしまうあたりにまだ線の細さは感じるが、失点の責任があるかと言われると難しい。それよりも敵エリア内やサイドでの攻撃で今までにない輝きを放っており、新たな可能性を感じた。代表戦でCuadradoから酷いエルボーを食らっていたので、少しはそのお返しが出来たのでは無かろうか。

“国際試合週から何とか復帰を果たし、Cuadradoとの対決で火花を散らした。地球の裏側に南米のムードを持ち帰って来たコロンビア人と再び対戦する運びとなったが、Matiasは怯むことなく挑戦を受け止め、試合終盤には息の合った快走でゴールに迫った。” (by Il Romanista)

・Cristante 6.0

派手な活躍は無かった物の、冷静に中盤のフィルターとして機能しChiesaに容易にボールが渡らいようコントロールしていた。結果手的には防がれてしまったミドルシュートなどもあり、十分に個性は出せていた様に感じる。

・Veretout 5.5

PK失敗後は若干メンタル面の影響もあったのか硬さを感じたが、試合を通して動きも悪くなく、Vinaのサポートもしつつ前方へのチャンスにも関われていただけに、とにかく同点のチャンスであったPKを外してしまったのが痛すぎる。これまで13本のPKを連続して沈め続けていた為、どこかで終わりが訪れたことは明白だが、よりによってこの試合で来るか…と言った感じ。

・Zaniolo 6.0

前半の早い段階から「この働き方続けたら過労死しそうだなぁ…」と思って見てはいたが、案の定の負傷交代。以前よりも低い位置での守備にも顔を出すようになったことでショートカウンターの起点にもなれるようになり、そのまま中盤からスピードに乗った状態でボールを前線まで運ぶ姿は目を見張るものがあった。この活躍が試合を通して発揮出来ると更に別次元の選手になってしまう凄みを感じたが、無理は禁物の模様。

“ロケットのような快調な出だしであったが、美しい夜が期待されていた時間帯にまた怪我をしてしまった。筋肉系のトラブル、それは左脚の靭帯、足首と不運に終わりが無い。そしてそれはいつもJuveと共に訪れる。彼も白と黒のチームとの対戦は望んでいないだろうし、それは理解されるべきだ。” (by Il Messaggero)

・Pellegrini 5.5

敵も中央を閉めて守備をしていたこともあり、主にLocatelliにしっかり捕捉され自由に動くことが出来なかった。その分LocatelliやBentancurに攻撃参加への自由度を与えず、結果的に中盤中央からのチャンスメイクをさせなかったプラス面もあるように感じる。それでも攻撃面で活躍して欲しくなってしまうのは、期待し過ぎというものですね。

・Mkhitaryan 6.0

Zanioloの退場後もサイドを右に変えショートカウンターの起点として奮闘していた。サイドを選ばずに確約できるのは実に頼もしい。しいて言うならば失点時のCuadradoからのサイドチェンジの場面はもう少ししっかりとプレスを掛けても良かったような気もするがその程度。

・Abraham 6.5

幻のゴール以外にもいくつか大きなチャンスに絡んでおりエースの風格を感じたが、やはり何とか1点決めて欲しかった…。足元のテクニックが十分ある為、素直にエリアに侵入することが大きな脅威になるのは見ていてワクワクするものがある。

・El Shaarawy 6.0

最早ベテラン組に片足突っ込んでいるが、常に試合に出る準備が出来ているのは有難い。Zanioloのようにスピードとパワーでゴリゴリと持ち上がることは出来ないが、テクニックは健在で、Vinaとの関係性が構築出来て来たのかテンポよく左サイドを攻めることが出来ていた。

・Shomurodov 6.0

今節も出場時間こそ少なかったが、それでも監督から信頼を受けている数少ないバックアッパーだなと感じた。上背を活かしたボールのキープや、パスワークに絡む動きには期待を感じさせるものがあるので、早く2Top起用で見てみたいのだが…。

・Mourinho 6.0

やっと守備組織が出来上がってきたような気配がある。試合自体は終始押し気味な展開で勝てる風な雰囲気を作ってはいたものの、それでもまた何故かまるで勝てる気がしない試合になっていたのは、やはり攻撃面のあと一押しの無さで、その部分に何かしらの修正が欲しい所ではあった。あと、控えの選手もっと使って下さい…。(n回目)

総評

薄味の試合なのに後味が悪い。水で薄めた牛乳を飲んだかのような気分だ。
Roma攻撃時にはどちらかのSBが前線に上がることにより2-3-4-1の様な形をとるというこれまで通りの戦い方を踏襲しつつ、この試合においては試合中何度もMourinhoから指示があったように、Roamはいつもよりも選手間の距離をコンパクトにした戦い方で、中央からスピード感のある攻撃を目指した。
このコンパクトさを維持し間延びさせない目的もあり、中途半端なプレスは容易にいなし前線へ展開が可能なBonucciへは執拗なプレスは行わず、敵DF陣からのビルドアップに対しては受け手側の中盤の枚数を多くすることで対応していた。また普段は攻撃面での貢献の大きいKarsdorpをより守備的に働かせ、Manciniと挟む形で本来であれば敵の攻撃の要であるChiesaを封じ込めたのも、その分Romaの左サイドでVinaが高い位置を取り積極的な攻撃加われていた点もMourinhoとしては期待通りの動きであったに違いない。逆にこの点に目を付けChiesaを挟むために中央寄りになるKarsdorpの背後でより大外の部分のスペースボールを放り込むことを指示し、Cuadradoの絶妙なサイドチェンジとDe Sciglioの絶妙なクロスから1点をもぎ取ったAllegriと敵の選手は見事と言う外ない。
前節のような格下との試合で追加点が奪えないあたりの打開力の無さが、今節も尾を引きRomaとしては1点をもぎ取れなかったのが悔やまれるが、名将2人による絶賛建直し中の両チームの激突であっただけに、夫々にまだまだ未完成な部分を感じたので、次回相まみえるOlimpicoでは夫々の監督の100%な状態でぶつかり、そこでの逆襲に期待したい。

最後にもう1名分 Messaggero紙における今節同率最低点の評価5をお届け

”・Orsato 5 ルーキーレベルのミスを犯し、コンディション面での不調が心配される。Abrahamがボールをネットに押し込む前に、MkhitaryanによるMkhitaryanへのクリアに対してPKの笛を吹いたのは信じ難い。”

平静を装って総評書きましたけど、やっぱこいつは許せねぇよ!!!


採点者:くわしん

小学生の頃にバティストゥータに憧れ、丁度その時ローマに中田がやって来た為にローマに触れる機会が多くなりロマニスタに。好きな現役選手はDiawara。思い出の試合は2012年にオリンピコで観戦したコッパ・イタリア決勝でのラツィオへの敗戦。大学時代にF1のコースエンジニアを目指してイタリアに留学。イタリアにおける高卒認定相当の資格を持っている。好きな選手のタイプは稲場愛香みたいなタイプ。

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました