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【パジェッレ】セリエA第21節:ローマ 3-4 ユヴェントス

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・Rui Patricio 5.5

4失点はどれも防ぐのが難しいシュートであった事は間違いないが、逆に言うと4回もビッグセーブをするチャンスがあった中でどれも防ぐことは出来なかった。とは言え彼に責任を押し付けるのは違うか。

・Maitland-Niles 5.5

加入から1日でスターターそしてフル出場は見事。簡単に振り切られてしまう場面もあったが、何をとってもReynoldsとは正直格が違ったのでKarsdorpと普通にポジションを争いそう。Romaにようこそ。

“荷解きをする間もなくピッチに降り立った。序盤はより防御的な姿勢を保つことで、無理をしない働き徹した。しかし特に圧を掛けなければいけない場面で、過ちを犯してしまった。するときにミスを犯してしまい、チームの崩壊に付きあってしまった。” (by Il Romanista)

・Smalling 5.0

痛すぎる失点に絡んでしまった。先制点へとつながったスライディングでのボール奪取と前線への展開は試合内でも随一の見どころであったが、肝心のエリア内でピンチに絡む場面もちらほら…。来年はちょいちょい休みながらぐらいで戦い抜けますかね…?

・Ibanez 5.0

昨年末からどうも様子がおかしい。ただただ必死に走るようなプレーが多くなっており、バックパスの不安定さや、サイドで簡単に振り切られてしまう場面が目に付く。早く元の姿に戻ってくれないと困るんですが…。

・Vina 6.0

ボールを持っての前線への駆け上がりや、特に敵エリア付近で冷静さをみせ足元の技術を披露した。バウンドさせるヒールのバックパスとかオシャレ過ぎる。最早守備はさほど期待してないので、今年はガンガン押し込む側に回って欲しい。

・Cristante 5.0

終盤失点に絡む場面を見て感じる事としては、やはり中盤の底としての万能感にくらべて最終ラインの一角を任す不安感である。ただ本職以外を任されて文句言われるのも可哀想ではある。

・Veretout 5.0

CKは流石だが、若干物足りない感がある。実質2枚目のTop下のような時間も多かったので、フリーランや飛び出しの場面も欲しかった。フル出場出来ていないのも少し痛い。

・Mkhitaryan 6.0

敵の攻撃の芽を摘み取り、自らも前線で得点に絡む活躍と試合を通して不可欠な存在だった。ゴールは若干ラッキーなところもあったが、それでもトライできている事と結果が出ていることが何より大事。

・Pellegrini 6.0

PKをど真ん中に蹴り失敗したことも痛いが、セカンドボールを沈められなかった後にうなだれてしまい心が折れていたのがCapitanoとしては痛恨だった。試合を通して若干パスが詰まってしまう場面も多かったが、それでも得点機に絡む活躍は群を抜いていた。

・Afena-Gyan 6.0

実際はそれほどボールにも触れておらず得点機にもあまり絡んでいないが、その割に試合の中で目立った印象。それだけ裏を取ろうとする動きでCuadradoとバチバチやれていたということかと思う。母国代表を断ってRomaに残っただけの成果は初のスターターとして残せたか。

・Abraham 6.0

身長を活かしたゴールも良かったが、個人で抜くにしてもパスを選択するにしてもやはり彼の神髄はワンタッチのプレーでは無いかと感じる。この動きに連動できるFWや攻撃的なMFがいれば彼の周りにもう少しチャンスが生まれそうなのだが…。

・Shomurodov 5.5

確かに投入直後のプレーで出鼻をくじかれた感はあるが、あれに関しては彼だけの責任でもない気がする。それだけに数的有利に立った段階で攻撃面の存在感を示して欲しかった。腐らずに頑張れ。みんな期待してる。

・Carles Perez 6.0

プレー時間は少なかったものの、終盤数少ないチャンスに関われたのは良かった。

・Mayoral 5.5

人数有利の状況で決定的な仕事が出来なかった点は悔やまれるが、特区大きな瑕疵は無いか。

・Mourinho 5.5

出来ることはやった気がするが、本人も仰る通りまだ勝者のメンタリティに欠ける。これ以上勝ち点を落とす訳にも行かないが、今シーズンはその部分に注力して頂きたい。

総評

体調不良から新年初戦のMilan戦Pagelleをお休みさせて頂きました。新年から非常に非常に非常に気分悪い試合が続いておりますが、悪い時は悪いなりに全員で苦しみを共有すべく今年も悲痛なPagelle書こうと思います。皆様今年も宜しくお願い申し上げます。でも今年は嬉しいPagelle増やしたいです…(切実)
さて、今節は見方によってはRomaの良い面と悪い面が出たとも言えるのであろうが、私自身単純にJuventusとの差、Romaの現状の限界が出た試合のように感じている。端的に、攻守において「攻める」と決めた時の敵から守り切る事も、「守る」と決めた敵を攻め落とすことも何も出来なかった。
スコアが3-1になるまでは時に4-1-2-3に近いような形で、Romaの左サイドではAfena-Gyanが常に裏抜けを意識させることでCuadradoを押し込み、右サイドではMkhitaryanがDe Sciglioを、中央ではPellegriniがLocatelliを、VeretoutをBetancurに対してプレスをかけることで中盤以降からの敵の仕掛けを封じることで、特に敵最前線M. Keanへ補給路を防いだ。この試み自体は上手く機能していたが、実際にはJuventusも上手く対応していて、その際に生まれるCristanteと最終ラインの間で広くなるバイタルエリアを見逃さずそのスペースを使ってミドルシュートを試み、Dybalaの得点はまさにそれが結実した形である。半面この間Romaは確かにシュートで終わる形自体は作れていたものの、得点はセットプレー2つにディフレクション含みの若干ラッキーなゴール1つで、勿論これはハイプレスからのショートカウンターをフォールで止めざるを得ないという意味では狙い通りともいえるが、現状ではZanioloを抜きには流れの中で得点をすることの難しさを表している。

スコアが3-1になって以降5-3-2の引いた形への変更を行った点でもある意味限界を感じた。ハイプレスの要であったAfena-Gyan、Mkhitaryan、Pellegrini、Veretoutは90分間同様のプレーを続けることはスタミナ面から困難であったように見え、2点リードを踏まえると戦い方の変更自体は妥当に思える。しかしその上で問題と感じるのは、Kumbulla投入ではなくCristanteを最終ラインに吸収させるという選択肢が1stチョイスになってしまう点、Veretoutをもっと早くCarles Perezに変えられなかった点で、つまるところ控えの選手に対する信頼の問題だ。結果的にCristanteが自陣エリア内で戦わなくてはならなくなった事と、中盤の左右で今回は特にVeretoutが前線へのフリーランが行えなかった事で、敵両サイドが侵攻し中央へ展開するパターンが一気に増えてしまい失点してしまった。
ハイプレス戦術が上手くハマったAtalanta戦も選手は満身創痍であったし、この戦術はそもそもスターターのみスタミナだけでは実現が難しい、更に中2日でMilanに対しても同様の戦術を取っていた場合これは殊更である。精神論になってしまうが個々の部分を底支えするのが、最後のひと踏ん張りを生み出す“勝者のメンタリティー”だと思うので、もうこんな試合を見なくて済むように奮起頂きたい。


採点者:くわしん

小学生の頃にバティストゥータに憧れ、丁度その時ローマに中田がやって来た為にローマに触れる機会が多くなりロマニスタに。好きな現役選手はDiawara。思い出の試合は2012年にオリンピコで観戦したコッパ・イタリア決勝でのラツィオへの敗戦。大学時代にF1のコースエンジニアを目指してイタリアに留学。イタリアにおける高卒認定相当の資格を持っている。好きな選手のタイプは稲場愛香みたいなタイプ。

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