どちらが本物?
ストリートアーティスト、ハリー・グレブが書いた『SPECIAL ONE』でヴェスパにまたがったモウリーニョ。それから2ヶ月経ち、本物のモウリーニョがヴェスパにまたがる映像がインスタグラムでポストされました。フロントバッヂが壁画と同じ特注品のスペシャルワンになっているこのヴェスパは、ライアン・フリードキン副会長から監督へプレゼントされたものなのだそうです。
モウリーニョ、ローマ初日を迎えました!
7月6日は新生ローマ初日で、モウリーニョから招集要請を受けた選手たちが集まっています。covid下なのでグループに分けて施設に入りました。施設に入る選手たちは全員covidプロトコルと身体測定をしています。
8:20 第一陣であるペッレグリーニに続いて、フザート、マンチーニ、ヴェレトゥ、カルレス・ペレスが到着しました。午前メンバーにはプリマのウインガー、リッカルド・チェルヴォやミキタリアンも予定されています。
12:20 イバニェスがトリゴリア入り。
12:40 ミキタリアン、ヴェレトゥがトリゴリアを出ました。
13:30 ジェコ、ペッレグリーニ、カルスドルプがトリゴリアを出ました。
15:00 手術を終えたスピナッツォーラがトリゴリア入り。モウリーニョと会っています。
明日木曜日の朝には全員のパフォーマンステストが実施されます。このテストでフィジカルデータを計測するそうです。そして午後にはプレスセンターでモウリーニョの就任記者会見。そして、その後17:00よりいよいよ最初のトレーニングが始まります。
ニューバランス登場
オフィシャルオンラインストアでナイキユニフォームのページが閲覧不可能になった瞬間、ローマ系メディアはニューバランスのユニフォームページが近日完成すると報じましたが、その後数週間音沙汰のない状態。しかし、招集初日の本日、選手たちは早速NBの新しいトレーニングウェアを着て汗を流していました。うちのイケメンもお元気そうです。
ジョゼが二人に増えたようです(人事関連)
ローマにもうひとりジョゼが加わりました。彼の名はジョゼ・フォンテス、現在ローマで築かれつつあるポルトガルコミュニティの一員です。元バンカーからレスターシティのチーフスカウトになるという異例のキャリアを歩んできたフォンテは、フリードキン期のローマが業務依頼しているサッカー業界専門の人材アドバイザー、リテクソ・インテリジェンス社のCEOチャールズ・グールド氏の推薦で、この数ヶ月ローマ入りするだろうという噂が出ていました。余談ですが、同社はペトラーキ解約解除後に、ローマの次のスポーツディレクターも探していましたね。
*SAWAYAKA BOYっス
スポーツディレクター不在のローマに於いて、監督に人事権が与えられるイングランド式になって行くのはある程度予想されることですが、それにしても人事のスペシャリスト不在では多くの専門的分野に支障を来すことが考えられます。彼の到着は、ローマが適切な人材を取捨選択するために必要だと言えます。もうひとり、スカウトチームにアルゼンチン人、ハヴィ・ウェイナー(画像下)が加入しています。彼はレヴァークーゼンの後、ラシンクラブでスカウトを担当していましたが、ディレクター。ディエゴ・ミリート氏の辞職に伴い自身もクラブを去り、ヨーロッパへの復帰を希望していたところ、ローマから声がかかったようです。一見バルザレッティ枠のウェイナーは主に南米方面の担当だそうです。
もう1人スカウトマンをご紹介したい。エンリコ・パレスは現在35歳のスカウトマンで、実は先月末までミランでインターナショナルスカウトという肩書きで人材発掘をしていました。そんなパレスは元ローマのプリマヴェーラです。プロ選手としては大成しませんでしたが、サッカー業界で新たな仕事に就き、それが認められて、今回ローマにスタッフとして復帰したのです。トリゴリアに戻る喜びをこのように語りました。「私にローマに帰ることを認めてくれた人達に感謝しています」
この3人のスカウトチームには頼もしさしかないですね!
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