ペッレグリーニ主将、2021年を総括する
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【おはようメルカート】モウリーニョ・ローマ、チーム作りの動向は?

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突然ですが、この1年でロマ速さんと呼ばれることが多くなりました。とはいえ、昔からそう呼ばれていたとは思うし、そもそもサイト名覚えてもらえて大変光栄なのですが、思えばぼくにしてもROMA PRESS(英文で読めるローマ系メディアの最大手サイト)のジョン・ソラーノさんとは言ったことがない。あくまでROMA PRESSさんなので、そりゃロマ速の如月さんとは言われないかとも思っている。しかしなぜか以前とは違い、そこに世代の波のようなものを感じているのも事実。なんだろうね?と思って考えてみると、もしかするとロマ速を単なるツイッターアカウントだと誤解している人が増えたのかもしれないと思い当たった。
例えば『ミキタリアン、契約延長』というタイトルで記事を書くと、ツイッターに同タイトルとサイトリンクが自動更新されますが、それをTLで見た人が「あ~延長したんだ~なるほどな~」で終わっている可能性がある。あくまでツイッターは、ロマ速認知のための手段であり、重要なのはテキストを読んで貰えるかどうかです。しかしながら、ここがぼくの力及ばずで効果的にサイトに誘導できていない――ツイッターがアンテナショップとして機能していない可能性があります。スヌーピーミュージアム行ってきたよ、館内に入ってないけどね、という状態に近い。なので、訪問するとこんな長所あるよの部分を書いておくと、各キャラクターにちなんだ食事を提供するカフェや、作者シュルツ氏の世界観を映像や立体物を駆使した体験型ミュージアムが楽しめると思います。あ、これスヌーピーミュージアムの話でしたか。キャハッ!

ではそろそろメルカートについて書いていきましょう。
現時点でローマのトップチームには26人が在籍していて、来月16人のレンタルバックがあると言われています。ローマは余剰戦力で溢れていて(これは残念ながらモンチの責任と言わなければならない)、その中にスタープレイヤーが一人も存在しないという価値の低さも楽観視できない理由となっています。これはうまくトップチームで成長させることができず、年俸やプレー機会の問題を解決するためだけに安直なドライローンを繰り返した結果ですが、程度の差はあれど、ビッグクラブの夏はどこも似たような状態であり、まずここをうまく捌いていく事がクラブ規模に見合う対応力を試されるというもの。

懸念材料としては、メルカートの専門職であるスポーツディレクターがいないのに、ピントGM一人でできるのかどうか。およそ20人の選手の身の振り方を考えなければいけません。通常この時期スポーツディレクターがトリゴリアで寝泊まりするようにピントも帰宅はできないでしょうね。

スペシャルワンは既にこの点についてチアゴ・ピントGMから説明を受けており、若手を中心とした19人のグループを目指すという基本方針で合意しています。同時に新監督は既に多くの他クラブの選手に電話を掛けてローマ入りを打診している。イビラヒモヴィッチはモウリーニョについて「イタリア復帰は彼にとって良い挑戦になる。弱いチームでスタートすることに慣れていないからね」的なコメントをしていますが(直球すぎてアイタタタです)、モウリーニョにとってこの夏はこれまで体験したことのない種類の苦労をするかもしれません。
つまりローマはこれまで以上に、売却路線を強めていくと思われます。レンタルバックにスターがいないと書きましたが、その中で最もスター性があるのがフロレンツィです。ここらへん整理して主だった選手について書いていきます。

更新日6.5
選手名 移籍/€ 代理人 移籍実現率
Alessandro Florenzi 13m Alessandro Lucci 70%
ローマ、本人共に移籍希望。しかし、本人が国外を希望しており、高額な年俸と30歳という減価償却面で難しい条件からレンタル移籍を望むクラブが多い。イタリア国内では唯一2シーズン前に正式なオファーを出したインテルが、再度獲得を望めば、本人も真剣に検討するだろう。コンテは去ったが、シモーネ・インザーギ監督もフロレンツィを気に入っている。
Steven Nzonzi 8m 不明 90%
ローマ、本人共に移籍希望。W杯を制した後、モンチの肝煎りでローマに加入するも、コンディション、戦術などの問題から活躍できず。レンタル先で解雇されたり、ヨーロッパの大舞台から消えかけている。レンヌは完全移籍による獲得を希望している。
Justin Kluivert 14m Mino Raiola 70%
ローマ、本人共に移籍希望。かつてモウリーニョがチェックしていた選手。しかし、ライプツィヒが買い取る可能性は高い。代理人がライオラなので、このオペレーションは完全移籍で成立するだろう。
Cengiz Ünder 18m FutureBall 70%
レスターは、才能溢れるもののコンスタントに故障するウインガーを買い取らない。
現在のローマではどのポジションにも彼の席がない。彼の背後に常に謎のブローカーが存在するのもローマにとって厄介だ。イタリアで唯一ミランが彼をリンクしているが、彼らが払える移籍額ではなく正式なオファーは届かないだろう。
Robin Olsen 3m HCM Sports 70%
実はローマ以外ではそれなりに評価されているキーパーで、レンタル先のエヴァートンで買い取る可能性があったが、そのオペレーションを支持していたアンチェロッティがマドリーに行ったためにレンタルバックとなる。モウリーニョは自分でGKを選びたいと考えており、彼をテストするというアイデアは、7月までにGKが獲得できなかった場合のオプションでしかない。
Javier Pastore 1.5m Dodici Sports 60%
2400万ユーロで獲得した選手が3シーズンで150万まで下落した。そしてその間の医療費のほとんどをローマが支払っている。既に投資額を回収することは不可能で、450万ユーロの年俸をどこかのクラブに持ってもらうというのがこのミッションの目的になった。本人はプライド的にレンタル&スモールクラブを希望していない。
Davide Santon 2m Vigo Global Sport 30%
契約満了は2022年
Federico Fazio 0.8m Sanchez SL 30%
契約満了は2022年
Carles Pérez 8m AC Talent 20%
契約満了は2024年

その他、契約延長を希望するダルボエについては、モウリーニョが夏のキャンプでにテストすることが決まっています。また、リーダーとして、選手としてもう一皮剥けて欲しいロレンツォ・ペッレグリーニですが、モウリーニョは既に彼に電話をして、さらなるリーダーシップの発揮を頼んだとの噂。このリーダーシップとは、3000万ユーロのバイアウトオプションを契約書から消すという意味が含まれています。

結論

加入面に於いて、期待感の高い多くの噂がありますが、これはモウリーニョやクラブが動いたことで漏れ出した情報と憶測が入り混じっています。モウリーニョが誰に電話を掛けたかは調べれば判りますが、それ以外は代理人由来の憶測か照会程度だと考えて良い。つまり今後もその程度の噂は、トピックとしてよほど面白くなければローマ速報では扱いません。

再度要点を整理します。

・モウリーニョはローマの段階的なプロジェクトを受け入れている。

・コーチ陣、メディカルスタッフなどを選定している最中である。

・売らなければ買うことはできない。

特に3つ目の売らなければ買えないという部分はこの夏に限った話ではありません。ですが、毎年この方針で動いてきた結果、重要な選手を売却し続けて、ピークの過ぎた即戦力を獲得し続けました(ピークの過ぎた~は、一般的な認識の話で、ぼくがそう思っているわけではありません)。こうして現在では冒頭に書いたように売却リストに、メルカートの目玉になるスタープレイヤーがいないという状況です。そうなると、ⅰ)監督に現有戦力のポテンシャルを引き出してもらう。ⅱ)インテルのように崩壊のリスクと引き換えにビッグネームを獲得する。ⅲ)レンタルで選手を獲得する。

ここらへんがローマの方針として考えられますが、ⅲ)になるだろうというのが、多くのローマ系メディア有識者の考えです。

ただし、何かを勝ち取るためには、何かを勝ち取れる監督を連れてくる必要があり、フリードキンズは何かを勝ち取れる監督を連れてきました。これは選手にも当てはまります。やはり何かを勝ち取ることのできる選手が必要です。

そこで、今ひとつだけ心配しているのは、2016年にラツィオに起こったビエルザの辞任騒動がローマでも起こりはしないか?ということ。2016年の夏にラツィオは18人の選手を売却しつつ、ビエルザ監督の招聘に成功しました。監督は人員整理の必要性を理解した上で指揮を執るつもりでしたが、最低限自身のサッカーをするために必要な7名の獲得リストのうち、クラブは7月に入っても誰一人連れてくることができず、約束が違うと就任二日後に辞任を表明したのです。結果的にはこれがシモーネ・インザーギという名将を生んだわけですが、ローマにシモーネ・インザーギはいません。そして、スペシャルワンに「やっぱり無理でした。でも選手は売却しました。残ったメンバーで次のCL出場お願いします」は通用しないでしょう。

なぜならば、モウリーニョの口から来季のチャンピオンズリーグ出場が目標という言葉が出てくるとは考えられないからです。

コメント

  1. 和風 より:

    残った選手でCLベスト4を要求とは…
    驚きです!きっと3年以内ということでしょうが。もしそうなったら流石のモウリーニョも呆れて辞任しそうですねw

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