表題の通り、RCT会長を退任しました。深い理由は一切ないのですが(いやマジで)、2年会長職を務めて、十分に道は作ったのでもう次の世代が運営するで良いだろうという感じです。次の運営メンバー(役員)は、みなローマに誇りを持っている方々なので、これからもローマと連携を取って、渡邊新会長のもとで素晴らしいファンクラブを作り、他のクラブでは信じられないくらい強力なロマニスタコミュニティを育ててくれると信じています。今後は顧問という形でRCTに関わる予定です。
ローマからぼくに連絡が来たのは2022年の夏で、当時ジャパンツアーのロケハンで彼らは東京にいました。マーケティングディレクターのルカ(その後ミランに入社しましたが・・・)と、ツアー企画会社の社長と3人で高級ホテルのロビーで1時間以上話をしたことを覚えています。そこで日本でファンクラブ設立に協力して欲しいと打診されました。
でもぼくはあまり乗り気ではなくて、ヘラヘラ笑いながらやんわり断るんだけど、結局は自分の最後の恩返しだなと思い直して設立を引き受けました。そして、自分が会長になったときのRCTの目標の一つは、これからも永久に続く日本のファンクラブであり続けることに決めました。
2004年に日本のローマファンクラブが内部不祥事でうやむやに解散しています。その後、ローマは2006年にルチアーノ・スパレッティが監督になり、セリエAで10年続く黄金期が到来しました。もしもその黄金期に日本にファンクラブがあったなら、今頃日本国内のロマニスタは物凄い人数だったのではないかといつも想像していました。
だから2004年に無責任にファンクラブを放り投げたロマニスタたちには今でも憤りがあるし、それだけに自分が責任を持ってどこまでやれるか自信がなく、それが乗り気になれない理由だったのです。
でも現在は法人格を持たない団体としてきちんと銀行口座を作り、この2年一緒に運営をしてきたメンバーも信頼できると判断しました。
これだけ断言しておくけど、デ・ロッシ監督のローマは今夜の開幕戦を皮切りに、あの2006年の大躍進同様に新たな最盛期を迎えると確信しています。その時に、みんなの拠り所として、ファンクラブはぼくの経験から絶対に必要になるはずです。
最近ぼくの飲み友達がこんなこと言ってました。「始めた奴より、続けた奴の方が重要だ」と。これからは始めたぼくよりも、続けていくみなさんの方が重要になります。これからもローマの旗を振り続けていきましょう!
2024-25 RCT 役員人事のお知らせ|RCT運営 (note.com)
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