スポンサーリンク

パジェッレ セリエA第34節:インテル(H)

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

AS Roma Sunday, 19. July 2020
20:45 Clock
Inter
2:2
goals
0 : 1 Stefan de Vrij 15. / header  (Alexis Sánchez)
1 : 1 Leonardo Spinazzola 45. / right-footed shot  (Edin Džeko)
2 : 1 Henrikh Mkhitaryan 57. / right-footed shot  (Edin Džeko)
2 : 2 Romelu Lukaku 88. / penalty  (Victor Moses)

・Pau Ropez 5.5
2失点とも仕方がないけれど、ビルドアップに時間を掛ける割りにはチョイスが良くなく精度が低いのはとても気になる。

・Mancini 7
インテル攻撃陣の好機をほとんど作らせなかった。今シーズンベストを更新。

・Ibanez 7
ローマは逸材を見つけたかもしれない。特にエリア内で体を投げ出してストップする判断は、いい意味げネジが外れている。2週間前までは、まさかリーグ未出場選手が3バックセンターを張るとは思いもよらなかった。まさにスモーリングの怪我の功名。

・Kolarov 5.5
センターバックとして問題なくプレイできているが、それ以上の存在にはまだシフトできていない。デフライとの空中戦に負けるのは仕方ないにせよ、身体を寄せるなど狡猾な対応をしてほしかった。

・Diawara 7
ゲームの組み立てから中盤のタイトな守備、エリア内への侵入とヴェレトゥとの役割をチェンジした。ドリブルもやればできるやん!と思いました。

・Veretout 6
今日の中盤の主役はディアワラへ譲ってサポートへ回った。80分過ぎからの豊富な活動量は今日も健在。

・Bruno Peres 6.5
ローマは右サイドからインテルを押し込んだ。つまり、ブルーノ・ペレスはヴェローナ戦と同じクオリティを高いステージで見せることができていた。

・Spinazzola 6
1ゴールで+1、PKファイルで-1の6。勝ち点3を逃したのは痛いけれど、それ以上にPKシーンがコントのようで笑えてしまい真剣に怒れない。試合通してずっとがんばってたもんね。

・Pellegrini 5
創造性がまったくなくなってしまった。判断が遅くボールの行き場所がなくなる、ドリブルしてパスコースが切られて後ろに戻す、そもそものパス精度が低い。なぜフォンセカ監督は使い続けるのか。

・Mkhitaryan 6.5
スキあらば前を向いてエリア内侵入を試みる姿勢は、相手にしたら本当に恐怖でしかないと思う。ジェコとのツインシュートはお見事。

・Dzeko 6
得点こそなかったものの、サイドに流れたり中盤に降りてゲームを構築したり、最終ラインまで降りて守備をする姿勢を評価したいです。

・Smalling (⇔ Ibanez) 5.5
結果的に失点してしまったけれど、ディフェンスラインのスーパーサブとしての出場はかなりありだと思います。

・Cristante (⇔ Diawara) sv

・ Carles Perez (⇔ Pellegrini) sv

・Perotti sv (⇔ Mkhitaryan)

・Fonseca 6.5
4位以内が確定しているチーム相手をほぼ完全に制圧できた。2失点ともチームプレイとは別問題だった。つまり、3バックへのジョブチェンジタスクはほぼ完了したと言えるでしょう。

総評

勝てる試合、絶対に勝ちたい相手だったけど、とはいえCL争いから降りている状態では引き分けでもまあいいかな、という自分がいます。
3連敗→3連勝のあとの勝利に近い引き分けを客観的に判断すると、フォンセカ監督は信じるに値するチームを再編成したと見ていいでしょう。ここ数年間、サイド偏重という硬い殻を抜け出せた(と信じたい)功績は個人的にはめちゃめちゃ大きいです。中央での攻撃パターンが増えたからサイドのスピナ&ペレスの躍動が増えたんだろうし、ショートカウンターも増えたように思います。単純に真ん中でやるサッカーは見ていて面白いです。好きです。
そして、なんと言ってもイバニェスの成長曲線がすごいことになってます。冬のメルカートで加入した3人の中で唯一出場がなかったにもかかわらず、今では不動のセンターバックにまで成長。ポジションが人を作るというのは真実で、スモーリングの怪我がこれを生み出すとは思いもよらなかったです。試合ごとに成長を見ることが本当にエンタメなので、「これが桜木花道を特訓している時の安西先生の心境か」、となりました。
ファンとは単純なもので勝つと嬉しいし容易に強い気持ちになってしまうけれど、ここ4試合はそれに値すると思います。以前は自虐気味に「ELを優勝してCL権を獲得するから……(震え声)」と思っていたけれど、リアルに優勝への期待が膨らんできたし、控えめに言っても優勝候補の一角にはいるのではないかなと思っています。
あっという間に今シーズンも残り4試合。その後はELがあってそのまま地続きで来シーズンが始まる可能性もあるわけで、怪我へのリスクマネジメントをしながらチームを成熟させてシーズンを終えて欲しいです。

text・構成:m♡o♡s♡h

Roma 2-2 Inter | Late Lukaku Penalty Earns Point For Inter! | Serie A TIM

コメント

  1. うてません より:

    スピナー殿、あの時間帯のあの場所にてシンプルではなく、溜めてからの軸足キックに泣きそうになりましたぞ

    • モッシュ より:

      エリアの中に入っていった時点で急速にヤバい雰囲気になっていきましたけど、あの結末は想像できなかったですw

  2. tatti より:

    コメントの通りですね。フォンセカ 3バック、ヴェローナ戦では確信できませんでしたが、インテル相手にこれなら期待できる気がします。ペッレグリーニがこのフォメーションの代償かもしれませんね。ここ数試合全くいいとこ無しです。
    スピナは終始頑張っていたので、あの場面はセーフティにもっと手前でクリアで良かったのかと。好プレー珍プレーで必ず出る映像でした。。

    • モッシュ より:

      3バック変更がすべてとは言いませんが、フォーメーションと戦術を浸透させるにはこれだけの犠牲(3連敗)が必要なほど根幹的なものなんだと、再認識させられました。
      ロレンツォに限りませんが、交代枠が増えている現状においては、まったくフィットしなかったら後半頭から交代してもいいと思います。ウンデルとJKのメンタルが腐らないか心配です。(腐ったらそこまでの選手ではありますが)

  3. 通りすがりのロマニスタ より:

    最近試合見てないんですけど、桜木花道の件はすごく分かりやすかったです!笑

    • モッシュ より:

      ありがとうございますw
      お時間が許すのであればヴェローナ戦→インテル戦を見ることをお勧めします!

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました