AS Roma | Sunday, 18. October 2020 | Benevento Calcio |
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5:2
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goals | |
0 : 1 | Gianluca Caprari 5. |
1 : 1 | Pedro 31. (Lorenzo Pellegrini) |
2 : 1 | Edin Džeko 35. (Henrikh Mkhitaryan) |
2 : 2 | Gianluca Lapadula 55. |
3 : 2 | Jordan Veretout 69. / penalty |
4 : 2 | Edin Džeko 77. (Henrikh Mkhitaryan) |
5 : 2 | Carles Pérez 89. |
これからほぼ中3日で試合が続くローマ。実は前日会見でもこの過密日程にローテーションが不可欠ではないかと質問が飛んだ。そして、この連戦の一発目をフォンセカ監督はほぼフルメンバーで組んできた。カンピオナートはこの後、ミラン、ヴィオラと続き、その合間を海外遠征で埋めていく。ただでさえ出遅れているローマに負けは許されないという気持ちの現れだった。
primotenmpo
しかし、試合はいきなりのビハインド。
開始4分、ファイナルサードに入ったカプラーリのシュートがクリスタンテに当たり、そのリフレクションがゆるやかな弧を描いてネットに吸い込まれてしまう。ローマは早々に追う展開となった。ひとつギアを上げて攻めるローマに対して、ベネヴェントは無理に攻めずに引いて時計の針を進める。
25分、ベネヴェントに自陣ボックス内でハンドの疑いがあり、VAR発動するもそのままプレーオン。ローマの同点弾は31分。スピナッツォーラ、うちのイケメンでお馴染みペッレグリーニと繋いで最後はペドロが刺した。そして、34分には電光石火の逆転弾が決まる。ミランテのロングスローから敵陣右サイドでミキが持ち上がり、中央のペドロを囮に、左サイドでフリーになったジェコがダイレクトに対角線へ決めた。
さらには前半アディショナルタイムにクリスタンテのクロスをミキが押し込み、点差を広げたかに見えたが、この一連の流れのスピナッツォーラの飛び出しがオフサイドだったとしてノーゴール。ぬか喜びを挟んで15分の休憩に入った。
ローマは前線のジェコ、ミキ、ペドロが強力で、その攻撃を支えるスピナッツォーラとペッレグリーニの存在感も際立っている。便宜的に3バックのセンターという扱いのクリスタンテが中盤底に移動することで、ペッレグリーニがところてん式に一列上でのプレーが出来ている。これはフォンセカ監督の得意なモジュールだ
一方で、ベネヴェントは、試合をコントロールしているのがブライアン・ダボだと言っても良い。ローマはここを抑えに行かないが、あえて自由にさせているような感じもした。
secondotempo
順調に見えたローマだったが、53分にヴェレトゥが相手選手を削り、リゴーレが与えられてしまう。蹴るのはラパドゥーラ。1度はミランテが読み勝って止めるも、こぼれ球を再びラパドゥーラに押し込まれてスコアを戻されてしまう。しかし66分、今度はローマに与えられたリゴーレをヴェレトゥが決めて再度勝ち越し。更に77分にはカウンターからジェコ弾で4-2と突き放して、さらには途中交代で入ったカルレス・ペレスが単独で持ち上がり、バイタルで一人かわしてシュートを決めて5-2とした。得点後耳を塞ぐジェスチャーを見せたカルレス。おそらくネットで様々な批判をされていたのだろう。
感想としては、ローマの攻撃に爆発力、迫力を感じる試合だった。民放で日本代表戦を観ていると、イタリアでプレーする選手に対して解説員が『カテナチオ』というワードを使うのだけれども、この『カテナチオ』が組織的な守備というニュアンスだとして、今後はこの言葉がカルチョには当てはまらない時代が来ているような気がしている。サッカーは数的優位よりも位置的優位性に変化していて、ローマからは、2失点しても4点、5点獲ればいいというある種の余裕を感じた。だから2失点は戦術の想定内だと勝手に思っている。あと、個人的にはクリスタンテがとても良かった。ようやく自分の活きるプレーを見つけることができたのかもしれない。あと余談だけど、今回の実況は、細かくフォーメーションと選手名を伝えてくれて観戦がとても楽だった。
さあ次はいよいよヨーロッパリーグ。つまらん夜はもうやめた!
コメント
ディアワラは怪我ですか?
通りすがりのロマニスタさん
ディアワラはコロナウイルスに感染しましたね。次のミラン戦はベンチに入りそうな感じですけどね。
通りすがりのロマニスタさん
ネット含め、他に少しでも情報が出てることは、少しでも自分で調べる努力をしてみたらどうですか?
その結果わからなかったのならば、自分より知識や情報等を持っている人に教えを問う!のが少なくとも右向け右しかできない人以外の人の考え方だと思いますが!!
すぐ人に聞くのは簡単ですが、まず物事を自分で考えることは大事だと思いますよ。
如月さん、コメント欄に失礼な書き込みをしてしまい本当にすみませんでした。
ローマファンをやめる気はありませんが、今後一切如月さんのブログやツイッター他に出没(迷惑)することは無いことをここに誓います。
ですが、最後に一言だけ言わせていただきます。
「通りすがり」と名乗っている者に、本当のチームへの気持ちや真実のファンは絶対にいません!!
そこだけは理解していただけなくても、伝えたかったのです。
多大な迷惑、大変失礼致しました。
フロレンツィは自ら歩き出したさん
特にぼくに迷惑をかけたわけでも、失礼な事をしたわけでもないと思うので(ですよね?)、謝ったり、誓ったりする必要はないですよ。
あとぼくは、HN、経験、知識、持っているユニフォームの数をその人のロマニスタ度の判断基準にしたことがないのですが、今後の参考にさせて頂きます。ご意見ありがとうございました。