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【EL前日会見】モウリーニョ監督「将来について考える必要はない。ただ感謝するだけ」

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明日のヨーロッパリーグGL最終節は、わずかながらまだローマが首位勝ち抜けの希望を残している。スラヴィアがセルヴェットに負けて、ローマがシェリフに勝利すれば、順位は入れ替わるが、そうでなければ、CLから落ちてきたクラブとのプレーオフを戦うことになるだろう。この決戦に先立って行われたモウリーニョ監督の会見をお届けしたい。


明日のオリンピコには6万人以上のロマニスタたちが集まることが予想されます。

モウリーニョ監督「上手く言えないのだが、スタジアムが満員にならない日は私たちにとってはネガティブな驚きになるだろうな。これだけ毎回多くのファンが集まることはローマにとって素晴らしいことだし、さらなる刺激を与えてくれる。そこに条件なんてないんだ。フィオレンティーナだろうが、ナポリだろうが、集まるための条件なんかないんだ。最終節でスラビアが勝てないとは誰も思っていないが、サッカーは最後まで何があるかわからない。彼らが勝てない可能性が残されている以上、私たちは明日のシェリフ戦で絶対に勝たねばならない。いくつかのポジションを入れ替えるが、それはオプションではなく、必要な選択肢としての変更になるだろう。例えば、エンディカは出場停止で、マンチーニは怪我をしている。両足を骨折したわけじゃないが難しい状態だ。スモーリングも戻れない。しかし、私たちは勝たなければならない」

昨シーズンのローマには明確なアイデンティティが存在しました。守備は対人に強く、セットプレーで多くの決定機を作りました。今のローマにはどのような特徴があるとお考えでしょうか。

モウリーニョ監督「特徴はある。それが良いか悪いかは別としてだ。スモーリングとイバニェスがいるチームならば、より対人守備でヂュエル勝率を上げることができるし、ゼットプレーの得点力も上がるだろう。しかし、彼らがいない今、私たちは現在やっているようにポゼッションを保ちながらビルドアップして、後方でのミスが減っていることにも気がつくはずだ。つまり、今と昨シーズンでは違うチームなんだ。あなたは比較して幾つかのマイナスに気がついたが、ポジティブな面にも気がついて欲しい」

冬の移籍市場が始まります。公式戦の戦績を鑑みてどのように働きかけますか?

モウリーニョ監督「私たちのメルカートは戦績ではなく、私たちにできることだけで成り立っている」

あまり期待していなさそうですね。

モウリーニョ監督「もちろん期待している。私の望みとピントGM、オーナーの望んでいるものが違うということはない。だが、みんなで困難に立ち向かわなければならない。嫉妬しているわけではないが、マンシティではフィリップス獲得に8000万ユーロを支払ったが、グアルディオラ監督は彼を起用しない。おそらく冬に移籍して代わりの選手を連れてくだろう。シティにはそれが可能だ。しかし、私たちの現実はそうではない。私もピントもオーナーも、数人の新加入が欲しいし、チームを向上させて後半戦に向けてより良いチームを構築したい。でもディフェンダーが来たとしてもFFPのUEFAリスト制限がある。リストに不適合な選手を獲得する危険性があるし、彼が適合しても登録枠の問題で他の選手を外さなければならない。そもそもアズムンとクリステンセンも登録リストに載っていない。望むことと実行できることは別なんだ。私たちを助けるセンターバックを連れてくる以上の補強はできない。1月3日にエンディカはいない。1月3日にスモーリングもいない。マンチーニは警告リーチで負傷している」

フィオレンティーナ戦のあとクラブ関係者は報道規制をひいて誰も口を開きませんでした。その理由を教えてください。

モウリーニョ監督「沈黙はしていない。たくさん話をしたよ。ただあなた方とは別にだ」

レナト・サンチェスのコンディションは?

モウリーニョ監督「彼は明日プレーする。この2週間、私たちと一緒にプレーしてきたが、怪我の再発を恐れてすこしセーブしている。明日は彼がインテンシティを高められることを願っている。個人的観点からも、明日はレナトにとって重要な試合だ。自分が先発すると知っている。そのため、ある種の個別のトレーニングをしてきた。メンタリティも向上している」

前節、クルヴァスッドからあなたを支持するバナーが掲げられました。あなたとロマニスタとの間に存在する愛に誇りを感じますか?それが契約延長に影響することは?

モウリーニョ監督「将来について考える必要はない。私にできるのはロマニスタのみなさんに感謝することだけ。だが、彼らがスタジアムに行くのは、選手やチームのためであるべきだ。横断幕はピッチにいる選手たちのためのものだ。もちろん、それが自分についてであれば感動はする。誇らしい気持ちにもなる。でも、自分のためにやらないでくれと頼めるならそうしたい。サポートが必要なのは選手とチームなのだからね。でももちろん、ロマニスタたちには常に感謝しかない」

フィオレンティーナ戦でボールボーイに紙きれをもたせて伝令させましたが・・・

モウリーニョ監督「これまでも何度もやったことがあるんだ。かつて父が監督で、私はボールボーイでね。父が選手への伝令を私に伝えて、私が選手にそれを伝える。時に子供の私が少し付け加えたことなんかをね(笑)」

<了>

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