ローマが新しいサイクルを迎える。２月３日をもって、チアゴ・ピントGMとの契約終了が発表された。
ローマの公式声明は以下の通り。
私たちは、3年間にわたるチアゴの揺るぎない献身と努力に感謝し、彼の今後の幸運を祈ります。 トップチームからユースアカデミー、女子チームに至るまで、就任初日からクラブへのたゆまぬ献身を続けてくれた事に感謝します。 この冬のメルカートをもって任期終了となります。現在、新しいスポーツディレクターを選定しております。数週間以内に発表できる見通しですので、今しばらくお待ち下さい。
ローマは過去３年、ピントGMの組織したチームで、2022年にはUEFAカンファレンスリーグを制覇して、2023年にはUEFAヨーロッパリーグで決勝に進出した。ピントGMのコメントは以下の通り。
「3年に渡るローマでの私のサイクルは終わりを告げます。旅立ちが近づくにつれて、クラブとこの街での残された日々が特別なものに感じられます」
「サッカーが情熱と伝統の国イタリアで、歴史あるクラブで働くというまたとない機会を私に与えてくれたフリードキンファミリーに感謝を。そして、ローマの過去、現在、そして未来を象徴する人たちに思いを馳せてここを去ります。一人はロマニスタのみなさん、そしてもう一人はユースの子どもたち。ロマニスタたちに支えられている彼らの姿は、私にジャッロロッシ・ファミリーがなんであるかを思い出させてくれた。そして、更に私がその一員であるという事実を誇りに思わせてくれたのです」
寂しいけどいままでありがとうとしか言えない。ゼネラルマネージャーは、現場の最高責任者であり、サポーターにチームのフィロソフィーやコンセプトを伝える説明責任がある人物。自己利益よりもクラブへの献身性が求められる孤独なポジションで、ローマではFFPによる制限下で存分に自身の才覚を揮う事ができなかったのかもしれないけど、前任のグイド・フィエンガ同様本当に感謝しています。おそらくこの冬のメルカート後に定例のメディアカンファレンスが開かれるので、詳しい話はその時の本人から語られます。
いままでありがとう！そして新しいセンターバックもお願い！予算制限のない世界線のローマでまた会おう！
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