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ユヴェントス、勝ち点15はく奪へ

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ユヴェントスが移籍市場において虚偽の会計報告を行ったことで、かねてよりFIGC検察局は、ユヴェントスを含む関連クラブに対する勝ち点はく奪と、関与した人物の資格停止を求めていた。

そして先ほど裁判所は、事件の根の深さ、イタリアサッカーリーグに与える内外の影響が重いとして、求刑をはるかに上回る勝ち点15のはく奪をユヴェントスに言い渡した。なお、財務違反によって虚偽申告された額は、総額9000万ユーロ(126億円)にものぼる。

これにより、不正に関与したパラティチSD(現トッテナム)、ネドヴェド、アニェッリに最大30か月の職務停止処分が下された。

24ヶ月職務停止処分
アンドレア・アニエッリ(会長)

30ヶ月職務停止処分
ファビオ・パラティチ(スポーツディレクター)

16ヶ月職務停止処分
フェデリコ・ケルビーニ(スポーツコーディネーター)

8ヵ月職務停止処分
パヴェル・ネドヴェド(CEO)
パオロ・ガリンベルティ(ディレクター)
エンリコ・ヴェラーノ(ディレクター)
グラツィオリ・ヴェニエル(ディレクター)
ヒューズ(理事)
マリルンゴ(理事)
ロンカリオ(ディレクター)

24ヶ月職務停止処分
マウリッツィオ・アリバベーネ(CEO)

※現在辞任している人物もいるので、肩書は当時のもの


この件に関して、ロマニスタのぼくが言えることは、たったひとこと「ローマじゃなくて良かった~」ですが、単純に笑い話に出来ないくらいの金額――それこそクラブの未来、選手の未来を変えるだけのお金をチートして動かしたという意味では、またユヴェントスかよ~と、ユーモアで笑い飛ばすのは難しい。ただ、これは他サポとしては今後は静観していたいし、まずはローマの応援に集中しようと思いました。

これまでユヴェントスを応援してきたファン・サポーターの気持ちを考えると複雑な心境ではあります。事件の当事者たちが、ユヴェンティーノを喜ばせるためにやったことなのか、自分たちのプライドや名誉のためにやってことなのかは判りませんが、あくまでルールという制限の中で戦うのがゲームなので、これを反面教師として、ローマも注意して頑張っていただきたい。

ちなみにローマはFFPという制限の中で戦っています!

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