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ペトラーキSD「私は記者とコーヒーを飲まないから叩かれる」

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頑固で歯に衣着せぬ性格から、未だメディアとの良好な関係を築いていないペトラーキは、メディアとお喋りをする代わりにトリゴリアに寝泊まりして仕事を続けることを好んでいます。その努力が、どういった形で次の移籍市場に表現されるのか、コロナの影響、現在噂される選手の去就など、プロジェクトのヒントになるインタビューをご紹介します。カンピオナートは続きますが、メルカートの季節もすぐそこまで来ています。

いよいよあなたのオフィスが開かれます。

ペトラーキ「そうだね。オフィスに古いクルヴァスッドの写真を飾ったよ」

最初のハードルは6月31日です。レンタル期限の障害を乗り越える必要があります。

ペトラーキ「基本的には私たちのレンタル選手はみんな良くやってくれてる。所有者サイドの理由からカリニッチは除くが、ほぼ全員がチームのファーストチョイスだ。どのように発展していくか経緯を見る必要はあるが、うちの子たち全員でシーズンを終えたいと思っている」

所属先のクラブと話し合い、彼らをローマに完全移籍させることはできますか?

ペトラーキ「ミキタリアンとスモーリングはレンタルで獲得した成功例と言えるだろう。ミキは怪我もあったが、スモーリングは好調だったね。ローマは彼らを維持するためにあらゆる事をするだろう。それは彼ら二人の望みでもあるのだからね」

ローマは常に活発なメルカートの売買をしてきました。これはコロナ渦で変化するのでしょうか?

ペトラーキ「残念ながら現在メルカートを予測するのは難しい。選手の市場価値は下落すると思う。つまり、根本からメルカートを考え直す必要があるはずだ。ローマは選手を売買することで運営してきた。この点でローマは市場に強くアプローチするクラブに違いない。私たちは収入を上手く投資しなければならない」

ザニオーロとペッレグリーニはその積極的なメルカートの一部でしょうか?

ペトラーキ「まずペッレグリーニから説明しよう。彼には、契約解除オプションが盛り込まれている。しかし彼はローマをとても愛している。ゆえに他のクラブから申し出があったとして出ていくかは疑問だ。ザニオーロについては、個人的には彼を維持するためにあらゆることをするつもりだ。メルカートで私たちは常に困難な状況に身を置くことになるが、それでも彼らを維持したいと思っている」

経済危機はスポーツディレクターの仕事を難しくするのでしょうか?

ペトラーキ「それは間違いないね。現在どこのクラブもレンタルの選手が活躍したからといって、最初の一手を指そうとはしない。例えばシックに関しては、ライプツィヒには決められた額の買い取りオプションの権利があるが、値引きを要求してきた。彼らには彼らのやり方があるのだろうが、我々は物乞いじゃない。シックは市場に出ている選手だ。既に他のクラブからの申し出もある。ディスカウントはしない。その他、ゴナロンやデフレルのように条件付き買い取り義務の選手もいる。フロレンツィに関しては、アレッサンドロ・ルッチ(代理人)が言うように、興味を持っているクラブがいて、それらを評価することが可能だ。ザッパコスタは不運だったと思っている。ただ、彼ら全員残り2ヶ月評価していくので、その価値を証明するならば継続する方法を探すことになる」

クラブ売却の噂があります。

ペトラーキ「私もチームも心配はしていない。現在コロナの影響であらゆるものが減速している」

あなたは就任会見で、ローマは選手にとって踏み台ではなく、終着点であると言いました。

ペトラーキ「昨夏は、もっと強いローマ作るべくチームのリフレッシュを考えた。現在そうなりつつある。質問については、例えばカピターノ、ジェコはその評価基準だ。彼は残留をして、どれだけローマで満足しているか見ることができる。その点で私たちは良い仕事をしてきたと感じているし、これからも続けていきたい」

ですが、あなた自身がローマから契約を打ち切られるという報道もあります。

ペトラーキ「そのニュースを読んだときは・・・そうだな、私はこのようなカルチョ的な環境が快適とは思えない人間なんだ。そもそも私はメディアに情報を漏らさないし、そんなスポーツディレクターがやっていくには、ローマは難しい環境かもしれない。記者と一緒にコーヒーを飲まなければ、このような記事が出回ってしまう。今日(こんにち)のスポーツディレクターは譲歩しなければ叩かれるのだろう。だが、私は自分のやり方で仕事を続ける。仮に私に何かあるならば、パロッタ会長やフィエンガ社長から話があるだろうが、私はクラブからの信頼を感じているんだ」

ウンデルはこの冬に多くのオファーを受けた1人です。またモイズ・キーンの獲得はあるのでしょうか?

ペトラーキ「キーンは、ローマが連絡を取ったり、フォローしている選手ではない。彼は素晴らしい選手だが、私たちはキーンを獲得しようとは考えていない。ウンデルは、違いを生み出せる素晴らしい選手だ。彼に興味を持っているクラブはある。しかし、最初に話したように、それらを評価するのは時期尚早だ。全体的な状況の変化を見ていく必要がある」

噂についてもうひとつお聞かせきださい。ローマはユヴェントスとまた選手のトレードを行うと言われていますが?

ペトラーキ「パラティチさんと会話をしたのは今年の1月が最後だな。マンドラゴラやルガーニについて彼らと話し合ったことはないね。少なくとも彼らはローマの技術的なプロジェクトには決して含まれていない。メルカートの根拠のない噂ってやつだよ」

<了>

ザニオーロの残留について、個人的に努力すると話していますが、この個人的という部分は気になりますね。クラブの意向次第では売却もありなのかなと思えなくもない。希望は全員残留で!

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