この敗戦を説明するのは簡単だ。後半の勇気あるポゼッションサッカーの理由はハーフタイムに監督の鞭が入れられたからであり、すなわち前半の受け身の45分間はピッチ上で修正できるリーダーが不在だったというシンプルな推論が立つ。これは個人的には今年に入ってからのジェコのキャプテンマーク剥奪に起因したものだと思っている。ジェコがリーダーに相応しいかはわからない。しかし、リーグ途中で懲罰的にキャプテンが変わり、現在ペッレグリーニにはピッチ内外での大きなプレッシャーがのしかかった。こういった重圧はどこかで空回る可能性がある。これはフォンセカやフィエンガによる自滅とも考えられる。
残り10試合。全勝すればCLには手が届く。まだカンピオナートもヨーロッパリーグも失っていない。これを大きな授業料だと切り替えて次の試合の準備をして頂きたい。外国人監督のオカルティックな神通力は潰えたのだろうか?
SKYSPORTSのマイク
まるで及ばないローマ、疲れは言い訳にはなりません。どうのような説明をしていただけますか?
フォンセカ監督「おそらく私たちはこのようなチームと戦うメンタリティを持っていない。前半は勇気のないチームを観た。後半は変わり、イニシアチブを握ってまるで異なる試合をした。前半は勇気が不足していた」
誰の責任ですか?
フォンセカ監督「私たちは全員に責任を負う。負けることへの恐れがあるときにプレーするのはとても困難になる」
2点先行されてようやくチームはアティチュードを変えました。
フォンセカ監督「なぜ私たちは後半の姿勢で最初からやれないのか。失点しなければならないのか?それは勇気と姿勢の問題だ。私が責任を負わないと言っているわけではないが」
ロッカールームで話をしますか?
フォンセカ監督「話し合うだろう。90分プレーできない理由を説明するのはとても難しい。確かに上位陣に勝てないというのは不安を生むが、これを変えて正しいメンタリティを得る事ができるのは私たちだけであり、そのためには正しい勇気が必要だ。力量で負けることもあるだろうが、プレーするための勇気がないのは許されない」
この試合を通じて、ビッグクラブと戦うための準備に関してなにか掴みましたか?
フォンセカ監督「私は批判を受け入れる。何が起こっているのは理解しなければならないが、勝ちたいという欲求がなければ全てはさらに困難になるだろう。おそらく、私は選手たちをやる気にさせることができない。それは受け入れる」
<了>
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