最終節、スペツィアのスタディオ・アルベルト・ピッコで打ち合ったローマ。前半の消極的な姿勢、そしてハーフタイムでの気合いの入れ直しという90分安定しない様は、今シーズンのを象徴する内容でした。試合後、メディアは当然その理由をフォンセカ監督に尋ねています。
フォンセカ監督「これは以前からこのチームに見られた傾向で、ハーフタイムでは選手たちが問題点に気付いてくれたと思うが、なぜこうなるのかを理解するのは難しい。私たちは、この試合に勝たねばならないという意志を持ちここに来た。そのための準備もしてきたが、またしても選手たちは苦しんだ後にリアクションをした。特にビハインドの状況では更に難しいミッションになってしまう。試合前に私は全体に向けて、この試合はローマにとって、そしてここに残る選手たちにとって重要だと説明した。おそらく、私たちはスペツィアが残留できて、勝ちに来ないと思っていたのかもしれない。しかし、本来であればセリエAではどの試合もタフで集中しなければならないはずだ。ハーフタイムでは、こんな戦い方はローマに相応しくないと話した。そして選手を替えて後半を戦ったんだよ」
〈了〉
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