AS Roma | Sunday, 20. August 2023 | US Salernitana 1919 |
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2:2
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goals | |
1 : 0 | Andrea Belotti 17. (Llorente) |
1 : 1 | Antonio Candreva 36. (Federico Fazio) |
1 : 2 | Antonio Candreva 49. (Domagoj Bradarić) |
2 : 2 | Andrea Belotti 82. / header (Leandro Paredes) |
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今シーズンのローマの目標は、チャンピオンズリーグ出場圏内の4位とヨーロッパリーグタイトル。そして真の目標はスクデットだろう。鎬を削るライバルチームが充当に勝利を手にする中、満員のホームで引き分けはさすがに悔やまれる。また、この試合はモウリーニョ監督の代わりにイタリアのレジェンド、ブルーノ・コンティがベンチに座り、19日に亡くなったローマ生まれのミステル、カルロ・マッツォーネの為に全員が喪章を腕に巻いた。
試合は7分、前線へのフィードボールに抜け出したベロッティがネットを揺らすもVARでオフサイドの位置につま先が掛かっていたとして無効になる。しかし、その10分後には、ベロッティが再度同じ様なシチュエーションから、つま先でトラップしたボールをうまく収めてゴールを決めた。しかし、前半と後半早々にカンドレーヴァ(元ラツィオというところがなんとも・・・)にドッピエッタを許し追う展開に。
後半37分、途中交代で入ったレアンドロ・パレデスがコーナーキックを蹴る。右足インスイングのまいたボールを中央で待つベロッティが頭で合わせ同点に追いつく。しかし反撃はここまで。その後も果敢に攻めるローマだったが、スコアは動かずに今シーズン引き分け発進となってしまった。
失点は2点とも相手の技ありシュートでもあった。なので個人的には諦めはつく。ぐぬぬぬ・・・。それよりも、新加入選手が躍動していたのは頼もしい。リーズから加入したクリステンセン、PSGから来たレナト・サンチェスは実況にフィジカルモンスターと言われていた。プリマの18歳チェントロカンピスタ、リカルド・パガーノがデビューしたのも良かった。ただ、期待のフセム・アワールが観客に飲まれたのか、任されたコーナーキックも精度を欠くなど委縮しているように見えた。
新加入ではないが、100%のコンディションのアンドレア・ベロッティは物凄い迫力だった。最後にベロッティのインタビューをお届けしよう。
ベロッティ試合後のインタビュー
このゴールをどれだけ恋しかったのでしょうか?
「昨シーズンはとても難しくて、(契約問題で)準備もできなかったし、怪我もしてしまった。100%の状態ではなかったんだ。でもこの夏はあらゆる準備をした。100パーセントの状態であれば、チームの為に大きな力になれると思っている。今日もチームの力になろうと思ったが、勝利には十分ではなかった。悔いが残るね」
ストライカーがいないローマで重い責任感を感じていますか?
「これはクラブと監督が決めることで、もしぼくが呼ばれたら、全力を尽くしてチームの勝利に貢献しなければならない。新しいフォワードが加入しても、ぼくはチームを助ける準備ができている」
この引き分けから何を得ますか?
「ホームで引き分けたことは決して良い結果ではない。そもそも2失点してしまったし、前線のぼくたちはもっとできたはずだ。とにかく試合は勝たなければならない」
目標とするゴール数はありますか?
「ローマのためにできるだけ多くのゴールを決めたい。勝ち点3を得るためには、ゴールが必要だからね」
<了>
コメント
いよいよ開幕。おめでとうございます!
ダービーは日本でもっと注目される事でしょう。頂点を目指せFORZA Roma